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【シュートボクシング】海人の連勝ついにストップ、現役ラジャ王者がムエタイの洗礼

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2018/09/15(土)UP

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鮮やかな一本背負いでシュートポイントを奪ったMIO

▼第4試合 50.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R
○MIO(23=シーザージム/SB日本女子ミニマム級王者)
判定3-0 ※三者とも30-28
●山口遥花(19=仰拳塾)

 MIOは7月の「Girls S-cup 48kg世界トーナメント」決勝戦でイリアーナ・ヴァレンティーノに敗れて世界王座を逃し、今回が再起戦となる。これまでの48kgから50kgに上げての試運転。

 対する山口はフルコンタクト空手でも多数の入賞経験を持ち、キックボクサーとしてはJ-GIRLS、ホーストカップなどのリングで活躍し、SBには今回が初参戦。

 1R序盤、MOの連打をもらった山口が打ち合いに応じて会場がどよめく。パンチを当てていくのはMIOだが、山口は下がらないで打ち返しに行き、左ボディブローを打つ。

 2R、序盤に右ストレート、右フックを連続でヒットさせるMIO。さらにパンチから組み付いての首投げでシュートポイント(1点)を奪う。それでも下がらず前へ出てくる山口に、MIOは後半手数が減る。

 3R、MIOが単発で右フック、ロー、ミドルを当てていくが、両者とも攻撃がヒットしない展開が続く。前に出続ける山口が首相撲からのヒザ蹴りにいったところでMIOが鮮やかな一本背負いでシュートポイント。そのまま山口の反撃を許さず、MIOが判定勝ちで再起を飾った。


スタンディングフロントチョークでKO勝ちした坂本

▼第3試合 71.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○坂本優起(34=シーザージム/前SB日本スーパーウェルター級王者)
KO 2R 1分39秒 ※スタンディングフロントチョーク
●奥田啓介(27=デンジャーゾーン)

 1R、青木真也がセコンドに就く奥田は、左右フックから組み付いて投げを狙う。タックルを何度も決めて坂本を転倒させ、坂本は組み付く奥田に顔面ヒザ蹴り。奥田はフロントスープレックスを2度仕掛けたが不発に。

 2R、奥田は強いローと左右フックからタックル、坂本は首相撲でのヒザ蹴りで迎え撃つ。タックルに来た奥田をスタンディングフロントチョークに捕らえた坂本はロープを背に絞めあげると奥田は失神。坂本の鮮やかなKO勝ちとなった。

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