【ホーストカップ】大石駿介、地元名古屋でISKA世界王座初防衛
▼第9試合 HOOST CUP選抜 VS LEGEND DNA 82kg契約 3分3R延長1R
〇サンティーノ・ヴェルビーク(ホースト選抜/SOKUDO-GYM)
KO 1R1分23秒 ※右ストレート
●ジュリオ・モリ(ブラジリアンタイ/S-BATTELヘビー級王者)
レジェンドDNAvsホーストカップ選抜、最後となる4戦目はホーストのもとで練習を積み55戦42勝の戦績を誇るサンティーノ・ヴェルビークと、中京地区を拠点に戦う日系ブラジリアン、ジュリオ・モリとの一戦。ここまで3連勝のホーストカップ選抜が全勝で対抗戦を締めくくるか、それともアーネスト・ホーストの秘密兵器が最後の砦となるのか。
1R、まずジャブを当てたのはモリ、さらにローキックを飛ばすとヴェルビークもローを返す。ローを軸に組み立てようとするモリにヴェルビークは右ストレート。ドン、とパンチが当たる度に重い音が響き、一発一発の破壊力が窺える。
そしてモリが左右のフックを飛ばしたところにヴェルビークはショートの右ストレート一閃。モリはこの一発で腰から崩れ落ち立つことができず。レジェンドDNAを受け継ぐヴェルビークがKO勝ちで、国内選抜へ一矢報いた。
▼第8試合 HOOST CUP選抜 VS LEGEND DNA 70kg契約 3分3R延長1R
〇チューチャイ・ハーデスワークアウトジム(タイ/ハーデスワークアウトジム/HOOST CUP日本EXミドル級王者)
判定3-0 ※30-29×2、29-28
●イリアス・ボカユア(アーツ選抜/ピーター・アーツGYM)
レジェンドDNA vs ホーストカップ選抜の対抗戦、ピーター・アーツの弟子として出場するイリアス・ボカユアは184㎝の長身から繰り出す伸びのあるストレートとヒザを武器とする22歳の選手。これを迎え撃つチューチャイは元ルンピニーのトップランカーで157戦を誇る大ベテラン。37歳のチューチャイがキャリアの違いを見せるか、それとも若きアーツの愛弟子が師匠譲りのKO激を見せるのか。
1R、長いリーチを活かして右ストレートを打ち込んでいくボカユア。チューチャイは落ち着いて受け距離を取る。ローも混ぜつつストレートで攻めるボカユア。チューチャイはその打ち終わりにパンチを返す。中盤以降チューチャイが早くも攻撃を見切ったか、ボカユアのパンチが当たらなくなる
2R、チューチャイが左ミドル。ボカユアはその蹴り足を掴んでパンチを打つがチューチャイも片足の状態でパンチを打ち返す。ボカユアは積極的に前へ出てワンツーを飛ばすがチューチャイは余裕をもってかわし、逆にカウンターの左フックを当てる。
3Rもチューチャイのペース。ボカユアのパンチをノーガードでかわし、打ち終わりには左を合わせる。完全に距離を制したチューチャイは左を当てるが、ボカユアはアゴを引いてこれを受け、にやりと笑う余裕も。決定打がないまま試合は終了。老獪なテクニックでペースを握ったチューチャイがフルマークで判定勝利を収めた。
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