【RIZIN】プロハースカがリベンジTKO勝利、念願の新王者に
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.15』
2019年4月21日(日)神奈川・横浜アリーナ
▼第12試合 RIZINライトヘビー級タイトルマッチ RIZIN MMA ルール 93.0kg契約 5分3R ※ヒジ打ちあり
〇イリー・プロハースカ(チェコ共和国/Jetsaam Gym Brno)
TKO 3R3分02秒 ※スタンドパンチ
●キング・モー(アメリカ/アメリカン・トップチーム/RIZIN2015年ヘビー級グランプリ優勝)
※プロハースカがRIZIN初代ライトヘビー級王者に
メインイベントはライトヘビー級の初代王座決定戦。モーはレスリングをバックボーンに戦極で活躍するとその後ストライクフォース、Bellatorなど海外の団体で実績を積み、2015年の『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015』ヘビー級世界トーナメント優勝を果たした。
そのトーナメントの決勝で対戦したのが今回王座を争うプロハースカだ。爆発力のある打撃を武器に1回戦で石井慧をKO勝利すると2回戦ではヒョードルの秘蔵っ子と言われたワジム・ネムコフを戦意喪失に追い込みTKO勝利。しかし決勝ではモーの前に苦杯を舐めた。
2015年以来の再戦を制し、初代ライトヘビー級のベルトを巻くのはどちらか。
1R、速いジャブを飛ばすモー。足を引っかけるようなローキックでプロハースカのバランスを崩す。飛び込んで右の連打などパンチで仕掛けるモーに対し、プロハースカはほとんど手数を出さない。しかしモーの左が当たるとプロハースカも飛び膝を見せる。左右のフックで攻めるモーだが193㎝と長身のプロハースカは懐が深くなかなか捉えることができない。後半になるにつれプロハースカの手数が増え、パンチのコンビネーションを放っていくが。こちらも決定打は与えられない。
2R、ラウンド開始時に笑顔を見せたモー。序盤、モーが初めてタックルを見せるも、プロハースカはこれを切って離れる。モーはローを混ぜながら距離を詰めて左右のパンチを振って行くも、プロハースカは上手くかいくぐり当てさせない。しかし中盤、モーの右が当たりプロハースカが左目付近から出血。ドクターチェックが入る。再開すると、プロハースカがジリジリとプレッシャーをかけ追う展開に。モーは下がりながら時折パンチを返す。
3R、タックルに行くモーだが、プロハースカは切る。モーは組んでクリンチからパンチ、そしてタックルと、組んで勝機を見出そうとする。だがプロハースカは距離を取って打撃を当てる、タックルに行くモーだがもはや力がなく簡単に切られてしまう。するとプロハースカのジャブがアゴを捉え、モーが下がる、さらにプロハースカがロープへ追いつめパンチをまとめるとモーが崩れ落ちレフェリーが試合をストップ。
TKO勝利でプロハースカがリベンジを果たし、初代ライトヘビー級王座を獲得した。
●編集部オススメ
・初代王座を争うキング・モー「一方的に勝つ」プロハースカ「同じ過ちを繰り返さない」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!