【ボクシング】内山高志杯、賞金Tは60kg級決勝でエスクエルドが逆転KO勝利、大森将平はKOで再起
▼第7試合 KNOCKOUT DYNAMITE賞金マッチ65.0kg級決勝 5R
●デスティノ・ジャパン(ピューマ渡久地)
判定0-3 ※46-48、45-49、45-49
○トゴルドル・バットツォグト(モンゴル)
デスティノ(本名:ブラディミール・バエス)はアテネ五輪ドミニカ共和国ボクシング代表選手。プロでは同国でスーパーライト級王者を獲得。昨年10月のトーナメント1回戦では宮崎辰也(マナベ)を1RKOで撃破。対するトゴルドルは80戦以上のキャリアを持つアマチュアエリート。1回戦では藤中周作(金子)を手数で圧倒し判定勝利、決勝へコマを進めた。
1R、静かな立ち上がりからデスティノが大きな右フックを振りながら前進。しかしトゴルドルの左ジャブが速く、デスティノを懐に入れさせない。2Rもプレッシャーをかけるのはデスティノだが距離を掴んでいるのはトゴルドル。ジャブを突き刺していくが、終盤にはデスティノが左フックを直撃。右ストレートから左フックのコンビネーションでトゴルドルが後退する。
3Rも前進するデスティノに対し足を使い距離をつくるトゴルドル。デスティノの右ストレートから左フックが浅くヒットしトゴルドルの足がもつれるが、ダメージはない。中盤にはトゴルドルが左のジャブからボディをヒットさせヒットアンドアウェイ。4Rはトゴルドルが足を使いアウトボクシングに徹する中、デスティノが強烈なプレッシャーから右ストレート、大きな左フックをヒット。ビッグラウンドになるかと思われたが、トゴルドルはクリンチで追撃を防ぐ。
最終ラウンドに入るとトゴルドルが手数を増やし、右ストレートを直撃させるとデスティノが小さくぐらつく。立て続けにトゴルドルが左ジャブ、ガードの隙間から左フックを顔面に叩き込む。出足を鈍らせつつも前進するデスティノだったが、離れ際のトゴルドルの右ショートストレートを受けるとロープ際でダウン。足元がふらつくデスティノだったが再開。トゴルドルは無理せず足を使いながらジャブ、ストレートで安全圏からヒットアンドアウェイ。デスティノの反撃を許さず判定まで持ち込み、大差判定でトーナメント優勝を勝ち取った。
▼KNOCKOUT DYNAMITE賞金マッチ56.0kg級決勝 5R
佐々木 蓮(ワタナベ)
中止 ※佐々木がトーナメント優勝
山内祐季(真正)
昨年10月のトーナメント1回戦で佐々木は、山内は3RTKOで決勝に進出。しかし山内のケガにより、本大会での試合は中止となり、トーナメント優勝者は佐々木に決定した。佐々木は「試合はしていませんが、内山さんからのお年玉ということで、50万いただきます」と目録を手にしながら笑顔を見せた。
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