【KNOCK OUT】日菜太が節目の70戦目を1R KO勝利、鈴木千裕がTKO勝利で再起
▼第4試合 64kg契約 3分3回戦(延長1R) BLACKルール
○鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)
TKO 3R 2分19秒 ※レフェリーストップ
●昇也(士魂村上塾/Bigbangスーパーライト級王者)
鈴木はREBELS-60kg王者・鈴木宙樹の実弟。強靭な肉体から生み出される硬質なパンチを武器にKOを量産してきた。デビュー以来4連勝を引っさげ今年2月の無法島GRAND PRIXに参戦し、1回戦を勝ち上がるも準決勝で西岡蓮太に判定負けし初黒星。今大会で再起を目指す。
対する昇也はBigbangスーパーライト級王者の肩書を持つ強豪。塾長・村上竜司の魂を受け継ぐ拳で鈴木撃破を目指す。
1R、ファーストコンタクトでいきなり右ストレートをヒットさせた鈴木は、直線的に距離を詰めパンチ連打。接近すればヒザを突き上げ昇也にダメージを積み重ねる。昇也はガードを固めながらコツコツ左ローをカーフ気味に打ち込むと、今後は鈴木がバランスを崩す。しかし鈴木の強打を止めるには至らず、連打に耐えながら昇也も応戦する。
2R、組んではヒザ、離れては右三日月蹴り、左ボディで徹底的に昇也のボディを狙う鈴木。パンチを出しにくい昇也は右ローで応戦するも、このラウンドも鈴木の勢いは止まらない。
3R、セコンドの「3分間休むな」の声に呼応し、鈴木がパンチからヒザ蹴りのコンビネーションを連打。ボディを攻められ続ける昇也は手が出ず、左ローでも鈴木を止められない。ロープに詰められた昇也に鈴木がヒザ蹴りを突き上げたところでレフェリーがダウンを宣告。一度はファイティングポーズをとった昇也だったが、続く鈴木の連打を止める術はなく、レフェリーが試合をストップ。鈴木が完勝TKOで再起を果たした。
鈴木はマイクを持つと「鈴木千裕、ここに復活しました!」と宣言。そして「レベルス・KNOCK OUTを代表してトップファイターを全員ぶっ倒したい」と宣言し、今年2月の無法島GPで優勝した西岡蓮太、およびRISE WORLD SERIES 2019 -61kg級王者・白鳥大珠との対戦を要望した。
▼第3試合 80kg契約 3分3回戦(延長なし) BLACKルール
○吉野友規(スタージス新宿)
判定3-0 ※30-29、29-28、30-29
●竜矢(伊原道場稲城支部/第27回全日本新空手道選手権大会 K-2GRAND PRIX 2016軽中量級&中量級優勝)
吉野は剣道国体優勝の実績を引っさげプロキックに転向。剣道で鍛え上げた肉体から生み出される強烈な打撃で、ここまで4戦4勝(4KO)のパーフェクトレコードを誇る。
竜矢は新空手で史上初の同日2階級制覇を成し遂げた逸材。同門の重森陽太から「日本ヘビー級の秘密兵器」と称されたセンスでKNOCK OUT初参戦初勝利を目指す。
1R、吉野が右ローからワンツーでロープに押し込むと、竜矢も応戦し飛び込みながら左フック。カウンター狙いの竜矢は、吉野の左ミドルに合わせる左フックを何度もヒットさせる。リーチに勝る吉野は左ジャブから右ロー、右ミドルで距離をとる。
2R、吉野のワンツーにカウンターを合わせる竜矢へ、吉野は右ローを連打し快音を響かせる。竜矢の手数が減ったところへ吉野がパンチ連打。コーナーへ押し込み左フックを直撃させる。接近戦では吉野がヒザを突き上げ主導権を握り、ペースが吉野に傾く。
3R、吉野が右ストレートをボディ、顔面と上下に打ち分け立て続けにヒット。手数が出なくなった竜矢へ何度も右フックをヒットさせるが、ぐらついても竜矢は倒れない。終盤にも左フックを浴び大きくのけぞった竜矢だったが、最後まで耐えきったまま試合終了のゴング。判定は吉野を支持し5連勝となったが、デビュー以来の連続KOは4でストップした。
▶次ページはKARENvs宮崎小雪、宮崎若菜vs大塚愛莉
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