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【UFC】RIZIN戦士ロッキー・マルティネス、UFC初戦は11戦全勝のモルドバ戦士に完敗

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2020/09/13(日)UP

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▲マルティネス(上)をジャーマンスープレックスで投げるロマノフ

WME-IMG
『UFCファイトナイト ・ラスベガス10』
2020年9月13日(日・現地時間)
アメリカ・ネバダ州ラスベガス UFC APEX

▼ヘビー級
〇アレクサンドル・ロマノフ(モルドバ)
一本 2R 4分22秒 ※肩固め
●ロッキー・マルティネス(グアム)

ロッキー・マルティネス(写真は20年2月RIZINの前日計量)

 マルティネスは第6代DEEPメガトン級王者にしてグアムの団体『PXC』の第3代ヘビー級王者でもあり、17年10月にRIZIN初参戦。ジェロム・レ・バンナを1R一本勝ちに降し、ミルコ・クロコップ、ジェイク・ヒューンには敗れたものの、パワーとスピードある打撃で侍マーク・ハント、関根”シュレック”秀樹を破っている。今回がUFC初参戦。

 相手のロマノフは自国モルドバのMMAイベントで16年にデビューして以来11連勝。6つのKO勝ちに5つの一本勝ちと全試合をフィニッシュしており、さらにうち9試合を1Rで決している。ロマノフも同じく今回が初参戦だが、当初の予定相手が新型コロナ陽性となり、急遽マルティネスとの対戦に変更となった。

 1R、サウスポーのロマノフがマルティネスを片足タックルでテイクダウン。マルティネスが立ち上がったところを背後につきジャーマンスープレックスで投げる。そしてそこから袈裟固めで締め上げる。

ロマノフの肩固めがガッチリと極まる(@ufc_jpより)

 マルティネスが逃れて立ってもロマノフは再びすぐにグラウンドへ持ち込み、マウントポジションからパンチ・鉄槌・ヒジを連打。マルティネスが動いてもロマノフはバランスよく振り落とされない。最後はロマノフがアームロックでマルティネスの右腕を極めに行くが、終了のブザーとなる。

 2R、ロマノフは突進して片足タックルでテイクダウン。このラウンドもマウントポジションとなりパンチと鉄槌を連打。サイドに降りたロマノフはそこから肩固めを極め、マルティネスは観念したようにタップアウト。ロマノフは無敗の連勝記録を12に更新した。

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