【UFC】RIZIN戦士ロッキー・マルティネスが緊急参戦、相手は11戦全勝・全フィニッシュ勝利の強豪=9.12
9月12日(土・現地時間)にアメリカ・ラスベガスで開催される『UFC Fight Night』に、DEEPメガトン級王者ロッキー・マルティネス(34=グアム)が急遽参戦する。UFCが公式サイトで発表した。
対戦相手は、11戦全勝で全てKOと一本で勝利しているアレクサンドル・ロマノフ(29=モルドバ)。ヘビー級の一戦で対決する。
マルティネスは第6代DEEPメガトン級王者にして、グアムのMMA団体『PXC』の第3代ヘビー級王者。パワーとスピードを併せ持つ打撃を武器に、17年10月にはRIZINにも参戦した。RIZINではジェロム・レ・バンナを1R一本勝ちに下し鮮烈なデビューを飾ると、18年8月には侍マーク・ハントをパンチで1RKOに葬っている。
DEEPでは防衛成功し続けるも、RIZINでは18年9月にミルコ・クロコップ、19年6月にジェイク・ヒューンに連敗。しかし今年2月には関根”シュレック”秀樹を1RTKOに沈め再起に成功した。
相手のロマノフは、自国モルドバのMMAイベント『イーグルスFC』で活躍し、16年のデビュー以来11連勝。内訳は6つのKO勝ちと、5つの一本勝ちであり、打極ともにバランスのとれたファイターのようだ。注目すべきは1Rフィニッシュが実に9回と、勢いのある強豪だ。ロマノフも今回がUFC初戦となる。
この試合はロマノフの対戦相手が新型コロナ陽性となり、代役としてマルティネスが急遽抜擢されたものだ。
グアムの地元紙によると、マルティネスはRIZINで再び戦おうとしたが、渡航制限のため出場は未定に。マルティネスは「RIZINで戦えることに満足しているし、彼らは僕を良く扱ってくれた。僕はまだ毎日トレーニングをしていて、試合に向けて準備をしている。そんな時、新しいエージェントが手を差し伸べてくれたんだ」と経緯を説明。
さらに「ここ数年、多くのグアムのファイターがUFCに参戦してきたのは、とてもクールなことだ。このゴールに向かってシュートを打つのは超エキサイティングだし、世界最高の選手たちと戦えることに興奮している」とUFC参戦の喜びを語る。
続けて「私は全盛期に近づいているような気がする。今はUFCに入って、自分のスキルを披露するのに最適な時期だと感じているよ」と、今回のチャンスを逃さず世界トップへと走り出す。
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