【ボクシング】タイソンの前座で元2階級王者バドゥ・ジャックが圧勝で連敗脱出、再び世界へ
11月29日(日・日本時間)に米ロサンゼルスのステープルズ・センターで対戦するマイク・タイソンvsロイ・ジョーンズ・Jrの2戦前の前座で。メイウェザー・プロモーション所属の”切り裂きジャック”こと元世界スーパーミドル&ライトヘビー級王者バドゥ・ジャックが登場。プロ無敗のブレイク・マッカーナンが相対した。
▼ライトヘビー級8R
◯バドゥ・ジャック(37=スウェーデン/22勝(13KO)3敗3分)
判定3-0(3者とも80-72)
●ブレイク・マッカーナン(33=米国/13勝(6KO)0敗)
ジャックは、元2階級王者だが、ここ2戦は判定負けしており2017年8月以来、試合に勝っておらず22勝(13KO)2敗3分の戦績。一方、マッカーナンは米国軍人としてイラク戦などを経験後に退役。ボクシングでアマチュアを経て16年にプロデビュー。プロ13勝(6KO)無敗を誇り、ここで元王者に勝利し世界に存在をアピールしたいところだ。
試合は序盤からジャックがジャブで圧力をかけ連打で攻める。下がりながら打ち返すマッカーナンだが、しっかりガードし攻めるジャック。ボディ、顔に被弾するマッカーナン。4Rからジャックの右ボディストレートでマッカーナンが効き始める。後半には距離を詰めてボディブローで攻めるが耐え抜くマッカーナン。
防戦一方のマッカーナンに5Rにジャックの左フックがクリーンヒットも、マッカーナンは打たれ強く耐える。
ジャックの攻めの姿勢は止まらず、最終の8RにKOを狙い連打に行くジャック。いい打ち下ろしも入り、額に大きなタンコブも作るマッカーナンだがときおり打ち返すタフさを見せる。
試合は判定になり、ジャック3-0(3者とも80-72)がフルマークの判定勝利。連敗を脱出し、再び世界王座に向け大きな足がかりとなった。
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