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【ボクシング】元K-1王者の武居由樹が59秒KO勝利、辰吉苦しめた今村を”鉄球パンチ”で沈める

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2021/12/14(火)UP

武居がアッパーで相手の意識を飛ばした瞬間

『PXB WORLD SPIRITS』
2021年12月14日(火)東京・両国国技館

▼55.0kg契約8回戦
◯武居由樹(大橋)
TKO 1R 0分59秒
●今村和寛(本田F)

【フォト】武居の豪快秒殺KOの瞬間

 武居は元K-1王者で、デビューから2連続1R KO勝利中。K-1時代は魔裟斗から”鉄球のパンチ”と評される硬い拳を持つ。今回もKOなるか。

 対する今村はアマチュア通算52戦を経験し19年3月にTKO勝利でプロデビュー。戦績は2勝(1KO)1分。この1分は昨年11月に辰吉丈一郎の息子・寿以輝と戦った時のものだ。

 サウスポー同士の両者。1R、武居がいきなり飛び込んで右フック。様子を見ようとすることなく好戦的だ。
 フリッカー気味に構える武居は、またも飛び込んで右フック、返しの左ボディ、さらに右と畳み掛ける。

 続けて右フックから右ショートアッパーを入れると今村の動きが止まる。さらに回りこんで右フックを入れると、今村が早くもダウン。
 今村は立ち上がるも、よろけながら後ずさり尻もちをつく。レフェリーが駆け寄り試合を止めた。

 KOタイムは1ラウンド59秒。これで武居はデビュー後3連続1R KO勝利となった。

武居が59秒、秒殺KO勝ち

 武居はマイクで「パ…大橋ジムの武居由樹です。本当に間違えました!」とキック時代古巣の『パワーオブドリーム』と間違えて笑いを誘う。
「久しぶりの両国で試合できて興奮してます」とK-1時代を思い出しつつ「今村選手、結構前に来る選手だったので、冷静に戦おうと思ったのですが、倒しにいっちゃいました」とコメント。

 現在の師匠である八重樫トレーナーも今日の出来を、腕で大きく”マル”を作る大満足ぶりで評した。

▶︎次ページは【フォト】武居の豪快秒殺KOの瞬間

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