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【ROAD TO ONE】引藤伸哉が高橋幸光との接戦を制す、北野克樹は与儀竜也に圧勝

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2022/12/12(月)UP

Gang-G(左)に右ハイを見舞う馬渡(右)

▼第2試合 ROAD TO ONE JAPANフェザー級ムエタイ日本トーナメント1回戦
〇馬渡亮太(治政館)
判定3‐0 ※30-27×2、30-26
●Gang-G(ゴリラジム)

 馬渡は、長くしなやかなミドルキックと殺傷力の高いヒジを武器とし、18年にタイ・チェンマイスタジアム認定バンタム級王座、19年にはジャパンキック同級王座、21年にはWMOインターナショナル・スーパーバンタム級王座を獲得した3冠王。対するGang-Gは23戦10勝10敗3分の戦績がある強打者。

 1R、ローから左右フックで前に出るGang-Gに、馬渡は右ハイ、組んでのヒザで優位に試合を進める中、ジャブでダウンを奪う。

 2Rもパンチで前進するGang-Gに、馬渡はジャブ、近距離では組んでのヒザで削り、ヒジで迎えてペースを掴む。

 3R、前進を止めないGang-Gはパンチ連打、馬渡は組んでのヒザ、カウンターのヒジでカットにも成功。パンチの距離を潰す馬渡は自分の攻撃を当て続け差を見せ付ける。判定で馬渡が勝利した。


左フックでKO勝ちした士門(左)

▼第1試合 ROAD TO ONE JAPANフェザー級ムエタイ日本トーナメント1回戦
〇士門・PKセンチャイ(P.K.SaenchaiMuayThaiGym)
KO 2R2分27秒
●佐野貴信(創心会)

 士門は現在高校3年生の18歳。世界初となる3大ムエタイタイトル制覇の偉業を達成した吉成名高は従兄に当たる。今年3月にはラジャダムナンスタジアムでTKO勝ちしている。佐野はRISE、REBELS、新日本キックのリングに参戦。RISEではランカーとして活躍を見せ、19年にWMC日本フェザー級王座を獲得。

 1R、右ミドルの佐野に、士門は左ストレート、右ミドルを当て、佐野は早速鼻血を出し劣勢。組んでも士門がこかしていく。

 2R、士門は右ハイを連発。パンチ勝負の佐野に、士門も打ち合いに応じ組んではヒザで削っていく。消耗を見せる佐野に、士門は一気に勝負に出ると左フックをヒットさせてKO勝ちした。

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