【BOM】伊藤紗弥がタイ2冠王に勝利、柿沼慶は剛腕フックでタイ人を秒殺KO!
▼第4試合 52.00kg契約 3分5R
△ハン・ソー・サカリン(タイ)
ドロー 1-1 ※48-49、49-47、49-49
△竜哉・エイワスポーツジム(=奥脇竜哉/エイワスポーツジム)
竜哉はラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者。6月21日にはタイでスック・ムエタイパランマイ興行に出場し、パンチを得意とする相手にボディへのパンチからのヒザ蹴り連打でTKO勝ち。10連勝を飾った。今回はタイ7chスタジアム王者のハン・ソー・サカリンと対戦する。
1R、ハンがサウスポーで左の蹴り中心の攻め、ミドルやローを強打する。竜哉は右ストレート、ローを返していく。2Rには竜哉が左ジャブでハンの顔面を捉えつつ、強烈な右ローをヒット。ハンは左ハイ、ミドルを出し続ける。
3Rになると、ハンは左ハイキックを浅くヒット。竜哉は左ボディを返し、パンチをガードの上からまとめていく。竜哉のボディからローへのコンビネーションが決まる。
4R、竜哉のボディストレート、フックがヒットすると、ハンは打って変わって組み付いてのヒザ蹴りなど戦略変更。
5R、序盤はローとミドルの蹴り合い。このままアグレッシブファイトで終了かと思われたが、中盤以降はお互いに流す素振りを見せて、サークリング。勝利をアピールし、終了のゴングが鳴った。ジャッジは3者3様となり、この試合はドローとなった。
▼第3試合 BOMスーパーフライ級(52.16kg) 3分5R
●ソンチャイノーイ・ゲッソンリット(タイ)
判定2-0 ※49-46、49-49、49-47
〇ジュライ・ウォーワンチャイ(=石井寿来/ウォーワンチャイプロモーション)
ソンチャイノーイは、S-1スーパーフライ級王者の肩書きを持つ。ONEのリングでは過去2勝をマークしており、23年4月にはBOMのリングで吉成名高と拳を交えた(KO負け)。
対するジュライは石井一成の甥である石井寿来。中学生の頃から本場タイのリングで腕を磨いてきた。サウスポーから繰り出されるミドルやヒジ打ちを武器とする。
1Rからサウスポーのジュライにソンチャイノーイは様子見も随所で重いローを蹴り込む。2Rにはジュライは接近してのヒザ蹴りで対抗、ソンチャイノーイはガードを上げて、パンチで前に出る。
3Rになると、ソンチャイノーイがサウスポーにスイッチして、左右フックから左ローを放つ。ジュライは左ストレートで応戦。両者とも随所で首相撲。4R、お互いにミドル、ローの蹴り合い。ソンチャイノーイはミドルに勝負を絞ったか、右の蹴りを何度も放つ。
5R、今度はジュライが前進して、左のパンチ、ミドルを果敢に攻める。ソンチャイノーイは流しに入ったか、近距離になると組み付いて逃れる。組んでのヒザ蹴りで印象付けるソンチャイノーイ。ジュライは最後までパンチで前に出て、数発ヒジ打ちを当てていった。
ジャッジは1者が前に出るジュライも評価し、ドローに。しかし2者がソンチャイノーイの首相撲や序盤の蹴りを支持したか。判定は2-0でソンチャイノーイが判定勝ちを収めた。
▶︎次ページはBOMピンサヤームvs梅沢武彦、ノンビュー・トーテップシンvsルイ、力也vsカミ シロ
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