2023/07/10（月）UP
（最終更新：2023/07/28 18:41）

七美（右）がキャリアで勝るAYAを撃破

▼第9試合　ミネルヴァ推薦試合女子バンタム級（53.5kg）（肘なし）2分3R
●AYA（BLA-FREY）
判定0-3　※29-30×2、27-30
〇七美（真樹ジムオキナワ）

長いリーチで蹴りを当てる七海(左）

　AYAはグローブ空手全日本で優勝し、KPKBバンタム級王者、ミネルヴァSフライ級4位の肩書を持つ。
　対する七美はミネルヴァSバンダム級6位で、3勝7敗2分と黒星先行しているが、2つがKO勝ちと一発がある。

　1R、七美がリーチを生かし、左右ミドルで攻めるも、AYAがインステップしパンチを合わせる。しかし七美のミドルの手数が増える。

階級下のAYAが接近戦でパンチを繰り出す

　2R、AYAは踏み込んで、パンチコンビネーションを繰り出す。七美が何度も前蹴りを入れるも、AYAは前進をやめない。

　3R、七美が右ミドルから下ろしざまの右をヒットさせる。AYAは変わらずパンチで前へ出るも、最後は七美が組んでヒザの連打を叩きこみ印象づけた。

　判定はフルマークで蹴りを生かした七美が勝利。七美はうれし泣きで勝利を喜んだ。

無敗の赤平（右）は初のドロー

▼第8試合　56kg契約（肘なし）3分3R
△赤平大治（VERTEX）
判定1-1 ドロー　※29-29、29-30、30-28
△川端駿太（SHINE沖縄）

飛びヒザを繰り出す赤平

　赤平はアマチュア無敗、プロデビュー後も3戦3勝（2KO）と負け知らず。今年3月にはRIZINで右ストレートでTKO勝利を果たしている。
　対する川端は沖縄出身で、アマ無敗も、プロでは2勝2敗の戦績。

　1R、赤平が鋭いインステップから左右フック、飛びヒザ、二段蹴りとアグレッシブに攻める。川端はガードを固めて様子見も、ラスト30、ワンツーをヒットさせる。

川端がパンチを入れる

　2R、川端がローを入れつつ、圧力をかける。赤平は距離を取りながら左ミドル、ヒザを入れる。

　3R、赤平がミドルで主体に攻めては積極的に組み、ヒザを入れる展開。川端のフックも要所で当たる。

　手数とアグレッシブさの赤平と、ローでダメージを与えた川端の構図となり、判定は3者3様のドロー決着となった。

ジュニアエリート・亜維二（左）が衝撃KO

▼第7試合　ウェルター級（肘なし）3分3R
○亜維二（あいじ／新興ムエタイジム）
KO　1R 1分59秒　※タオル投入　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
●宮平将詞（SHINE沖縄）

　亜維二はジュニアムエタイ出身で、19年に開催されたムエタイ国際大会では11～13歳の57㎏級で優勝している。対する宮平はデビュー戦の33歳。