2023/07/09（日）UP
（最終更新：2023/07/09 18:07）

公開練習を行った朝倉未来、六本木でファンの前に登場した

　7月30日（日）さいたまスーパーアリーナで開催される『U-NEXT presents 超 RIZIN.2 』の［RIZIN フェザー級タイトルマッチ 5分 3R（66.0kg）］でヴガール・ケラモフ（アゼルバイジャン）と対戦する、朝倉未来（トライフォース赤坂）が7月9日（日）東京・六本木ヒルズアリーナにて公開練習を行った。

【動画】朝倉未来が公開練習でミット打ち披露、ファンの前で快音響かせる！

ヒザ蹴りを繰り出す朝倉

　朝倉はトレーナーの持つヒットにパンチと蹴りのミット打ちを披露。随所で飛びヒザ蹴りも見せつつ、三日月蹴りなど多彩な攻撃を繰り出した。ミット打ちが終わると会場に集まったファンからは拍手も。

　今回対戦するケラモフは、強靭なフィジカルを武器とする強豪外国人ファイター。現在は中島太一や山本空良、堀江圭功に3連勝を飾っている。UFC参戦経験もある堀江からはタックルでテイクダウンを奪い、圧巻のリアネイキッドチョークで一本勝ちを収め、鮮烈な印象を残した。

　強豪相手にも朝倉は、普段通りの練習で調整を続けている。ケラモフの片足タックルを警戒しつつ「相手の分析をしているので、癖に合わせる。組み技ももちろん、練習をしています。だいぶ対策は出来ていると思います」と攻略へ自信をのぞかせる。

パンチをミットに叩き込む朝倉

　ケラモフをはじめとする外国人選手は、並外れたフィジカルを武器とするファイターが多い。「力と力でぶつかるというよりは上手く戦う。元々そういう戦い方なので、得意っちゃ得意です」という。過去に1階級上のルイス・グスタボに勝利を収めていることもあってか、フィジカルが武器の相手には自信を持っているのだろう。

　続けて「普通にすごい緊張感の試合になると思う。一つのミスでどっちかが負けるような、そんな強者同士の試合。その緊張感も楽しんでいただきたい」と集まったファンへ呼びかける。

朝倉未来

　この試合をクリアした後には、元同級王者クレベル・コイケ（ボンサイ柔術）へのリベンジも視野に入っている。「クレベルとやってから、かなり時が経って。思い返すとクレベルと試合が決まって、1か月前からミット打ち始めたくらいですが、あれから練習量も何倍か増えて、いろんな相手とやって、今やったら勝てる自信があります」と宣言。

　今後チャンピオンに輝いてからの理想像を問われたが、「思い描くことはあるけど、やってから言わないと」と語るにとどめた。果たして、朝倉は難敵・ケラモフを攻略し、RIZINで初戴冠を成し遂げることができるか。

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