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【ボクシング】井上浩樹が10R激闘のKO勝利!いとこ・尚弥の声援が「一番届いた」

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2023/08/30(水)UP

井上浩樹がKO勝利し雄たけび

 8月30日(水)東京・後楽園ホールにてプロボクシング[WBOアジアパシフィック・スーパーライト級王座決定戦]が行われ、井上尚弥のいとこで元日本、WBOアジア・パシフィック王者・井上浩樹が10R KO勝利。死闘の末の打ち合いで、見事王者に返り咲いた。

【フォト】井上浩樹、豪快KOの瞬間!

 浩樹は同級1位。20年7月の日本王座防衛戦でプロ初黒星を喫し現役引退を表明したが、今年2月に復帰し、TKO勝利で再スタートを切った。

 相手は同級3位のアブドゥラスル・イスモリロフ(ウズベキスタン)。

 試合はサウスポーの浩樹が、サークリングしジャブを飛ばし、イスモリロフが詰めてワンツーの展開に。

イスモリロフの強烈ボディ!井上が苦しむ

 しかしイスモリロフは3Rにスイッチし。サウスポーに。さらに4Rにはオーソドックスに変更し、強烈な左を出し続ける。

 さらにイスモリロフは5Rにはサウスポー、さらにオーソドックスにも変える変幻自在ぶり。ガードを固め近づくと、強烈なフックを入れると、ノーガードでも挑発する。

 後半には浩樹が前に出て、左フックから右ボディと攻勢を強める。

 8Rになると、浩樹の足が止まり、打ち合いに。イスモリロフの右が入ると、浩樹が動きを止め、イスモリロフは猛打ラッシュ。ラウンド最後にはイスモリロフがわざと打たせるような場面も。

井上が攻勢に、右をヒットさせる

 9Rも足を止めての打ち合いが続く。イスモリロフはフック、浩樹のワンツーが互いに入り、まさに死闘だ。
 10R、浩樹がボディでコーナーに追い詰める。そして浩樹の強烈な右が頭部にクリーンヒット!イスモリロフがついにダウンした。

 立ち上がったイスモリロフだが、浩樹がコーナーに追い詰め、フックの嵐。またもイスモリロフが沈む。

 またも立ち上がったイスモリロフだが、最後は浩樹の左に沈んだ。会場は「浩樹」コールで大爆発となった。

井上が王座に返り咲いた

 浩樹はマイクで「ベルトの重み、めちゃくちゃ重いです。こんな僕が前に出て打ち合っている姿、見たことがないと思うので、ブレイクスルー出来たと思います」とコメント。

 8Rにはピンチに陥った。浩樹は「本当に諦めそうになったんですけど、ここで諦めたら引退する前と同じだと思って、死ぬ気で自分を変えようと思いました」と語る。

 リング際には井上尚弥・拓真もいたが「一番届くんですよね、尚弥の声。諦めるな、諦めるなと言ってくれて物凄い力になりました」と井上尚弥の声援が力になったとした。

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