【パンクラス】元修斗王者・黒澤亮平、失神KO勝利でストロー級暫定王者に!元王者・久米鷹介が再起勝利で男泣き
▼コーメイン(第11試合)ライト級/5分3R
●粕谷 優介(総合格闘技道場CROWN)
判定0-3 ※三者共に27-30
〇久米 鷹介(ALIVE)
久米は16年9月の徳留一樹とのタイトルマッチで勝利を収めて王座を獲得。その後3度の防衛に成功したが、昨年4月にアキラに判定で敗れ王座陥落となった。今回は再起を狙う。
対する粕谷は過去UFCにも参戦しており、元UFCフェザー級王者のアレクサンダー・ヴォルカノフスキーとも対戦している。昨年12月の前戦は、雑賀“ヤン坊”達也に判定負けを喫した。
1R、久米がカーフ、パンチで詰めると、サウスポーの粕谷に右アッパーを入れる。粕谷は左ミドルを入れてゆく。後半は久米がケージに押し込み、ヒジ、右を入れる。
2R、粕谷は左に回っては左ミドル、さらにケージへ詰める。久米は詰められながらもヒザ。ブレイク後、久米が右三日月をヒットさせ、テイクダウン。久米はバックからパウンドを入れて、ホーン。
3R、久米がワンツーをヒットさせてダブルレッグでテイクダウン。粕谷は立ち上がろうとするも、久米がバックにつき、パウンド。粕谷がようやく立ち上がり、振りほどくも久米の左フックで腰が落ちる。しかし粕谷はそのままシングルレッグでテイクダウン。粕谷が抑え込んで、最後はパウンドの嵐も試合終了。
判定はフルマークで久米に。久米はマイクで「残りわずかもう少し、わがままを貫きたいと思ってます」とたまらず男泣き。続けて「粕谷選手ってことで、今回もここまで作ってこれました」とコメントした。
▼第10試合 ウェルター級 /5分3R
〇佐藤 生虎(しょうご/UNITED GYM TOKYO)
判定3-0 ※三者共に29-28
●長岡 弘樹(DOBUITA)
佐藤は昨年7月にデビューすると3戦全勝。全て1R 90秒以内で仕留めている、強烈なストライカーだ。春日柔道クラブで柔道を納めてきた組技エリートでもある。
対する長岡は44歳のベテランで、数々のタイトルを獲得。21年にはGRACHANとGLADIATORによる共同創設タイトル「GRAND」のウェルター級王座を統一。しかし現在は3連敗中だ。
試合は互いにサウスポー。長岡がじりじりと近づいては、佐藤はスピードあるフックのワンツー。早くも近距離での打ち合いとなり、長岡が組んではケージに詰めに行く。
佐藤が入れ替えて強烈な左をヒットさせ続ける。しかし、長岡は打たれてもジャブを出し詰めてゆく。1Rは3者10-9で佐藤。
2R、佐藤は左右のパンチを当てケージへ詰める。長岡も組んでは首相撲からヒザ、ついに軸足を駆りテイクダウンした。長岡はバックを取ろうとするも、佐藤が腕を取り投げる。長岡が立ち上がると、シングルレッグでまたもテイクダウンし、パウンドも入れた。2Rは3者10-9で長岡が取り返す。
3R、長岡が強引にケージに押し込むと、佐藤も返してフック、ヒジの連打。長岡が首相撲から右を入れれば、佐藤はヒジを返す激闘に。リング中央で長岡のヒザ、フックを繰り出すと、佐藤はアッパーと場内は大盛り上がりだ。最後は両者が左右フックを打ち合う。佐藤のヒットが若干多いか。
判定は3者とも29-28で佐藤に。期待新鋭の佐藤に、長岡が意地を見せた名勝負となった。
▶︎次ページは、KAREN vs. ホン・イェリン、松岡嵩志 vs.ホン・ソンチャン
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