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【ビッグバン】極真出身・星龍之介、3度のダウンを奪うKO勝利でヘビー級新王者に!琢磨はポッシブルKを撃破し防衛成功

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2024/06/16(日)UP

琢磨(右)はポッシブル(左)から勝利

▼第11試合 メインイベント第1試合 スーパーライト級タイトルマッチ 3分3R ビッグバンルール
〇琢磨(OFA/王者)
判定3-0 ※30-28×2、30-27
●ポッシブルK(K’growth ジム/SB日本スーパーライト級1位/挑戦者)
※琢磨は防衛に成功

 琢磨は元WBCムエタイSフェザー級王者で、昨年3月に加藤港とSライト級王座決定戦を争い、左フックでKO勝ちを収め同チャンピオンとなった。

ポッシブルは手数勝負をかけた

 対するポッシブルKは、昨年12月にBigbangのリングに参戦し、MA日本ライト級王者・平澤優聖を2R KOで下して6連勝。シュートボクシングでは、SB香港スーパーライト級王者に輝いた向籽羲(=ヒュン・ツェイ・ヘイデン/香港)に判定負け。今年2月にスックワンキントーンで小林司に勝利して再起を飾るも、4月は健太に判定負けを喫した。

 1R、琢磨はワンツースリーから蹴りへ繋げる。サウスポー構えのポッシブルは真っ直ぐ下がって、パンチを受ける場面も。琢磨は左をヒットし、優位に試合を進める印象。だがポッシブルはカカト落としからのパンチで逆転。

有効打を当てた琢磨が判定勝ち

 2R、このラウンドはポッシブルが前へ出る。カカト落としからのパンチでリズムを掴む。琢磨は打ち合う場面があり、左もらってバランスを崩すシーンも飛び出す。ポッシブルは前へ出て手数で攻めるも、琢磨がディフェンス。そして終了間際に琢磨のパンチが入り、今度はポッシブルがバランスを崩す。

 3R、琢磨はパンチから蹴りに繋げるコンビネーションで攻撃。ポッシブルは鼻血を流しながらも前へ出て手数勝負。パンチからバックブローへ繋げる攻撃で反撃ののろし。だが琢磨は、バックブローをよけると的確なパンチと蹴りを入れた。判定は3-0で琢磨が勝利し、王座防衛に成功した。

琢磨が王座防衛に成功した

 ベルトを守った琢磨は、「ポッシブル選手は7連勝していて、毎日憂鬱でポッシブル選手強かったので、あまりチャンピオンらしい戦いができませんでした。今日で5連勝目。苦しいことと向かい合ったったら、大事なことに気づかされることがあります。僕も気づかされると思います」とコメントした。


昇也(右)は打ち合いに持ち込み山際(左)から勝利

▼第10試合 3分3R 65.5kg契約 ビッグバンルール
●山際和希(谷山ジム/第7代Krush ウェルター級王者)
判定0-3 ※28-29×2、27-29
〇昇也(士魂村上塾/MA日本キック スーパーライト級王者、元Bigbangスーパーライト級王者)

山際は鋭いミドルキックを決めていったが

 昨年末に結婚して幸せ絶頂の山際は、昨年のトファネリ戦では優勢に試合を進めながらも決定打がなくドロー判定の悔しい結末に。今年3月の松山翔戦は判定勝利で再起戦を勝利で飾った。

 士魂村上塾所属で村上竜司塾長の秘蔵っ子の元 BigbangSライト級王者の昇也は、アグレッシブにパンチ主体で攻めるファイター。前回は今年3月に、琢磨と対戦して判定負けを喫した。今回が再起戦となる。

昇也が右で山際からダウンを奪った

 1R、山際は下がりながらミドルキック。昇也は距離を詰めながら、バックブローからの左フックのコンビネーションで攻撃。戦前の予想通り、蹴りの山際、パンチの昇也の攻防となる。山際は離れてミドルキック、接近戦でヒザ蹴りと徹底。

 2R、山際はミドルキック、ヒザ蹴りを駆使して昇也の攻撃を止めにかかる。昇也はインローで崩してからのパンチ、バックブローを使い打ち合いに持ち込もうとする。ときおり胴回し回転蹴りを見せるも不発に。あとはクリンチが目立ち、互いに警告が出てしまう。

判定で勝利した昇也

 3Rに入ると、クリンチが多発。いきなりのクリンチで、レフェリーが厳しく注意する。山際はクリンチができなくなると厳しい展開になったのか、パンチで打ち合う場面が増える。そして昇也の右が入り、ついに山際がダウン。立ち上がった山際だが、ここで試合終了のタイムアップ。昇也が判定勝利をものにした。

▶次ページは、宮﨑勇樹vs.田中 聡、林 京平vs.平澤優聖、その他の試合結果

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