2024/06/30（日）UP
（最終更新：2024/07/01 00:52）

松本（右）の左が入り、寛人をKO

▼第8試合　フライ級（-51.5kg） 3分3R延長1R
〇松本天志（TARGET SHIBUYA/同級2位、RISE NEW WARRIORS フライ級（-51.5kg）トーナメント優勝）
KO　1R 1分04秒　※左フック
●寛人（GREED GYM）

寛人は右を放っていく

　松本は昨年2月、那須川龍心が敗退したトーナメントで輝きを放ち、RISE NEW WARRIORS フライ級（-51.5kg）トーナメント優勝の経歴を持つ。サウスポーから繰り出される高速の左ストレートが武器。昨年10月の第2代RISEフライ級王座決定戦で数島大陸に敗北し、今年3月に那須川との再戦で判定負け。

　当初、松本は岸佑樹（健心塾）と対戦する予定だったが怪我による欠場で寛人に変更。GREED GYMの寛人は、このチャンスをものにしたいところだ。

KO勝ちの松本

　1R、サウスポー構えの松本は左ストレートから右ボディ打ちで先制。寛人はガードを固めて打ち返すも、これは当たらず。さらに松本は、左をもらいながらカウンターの左フックをヒット。これがまともに入り、松本は秒殺のKO勝ちを収めた。

　KO勝利の松本は、「嬉しいです。久しぶりのKOで、しかも超満員の後楽園ホールで最高です。ケガがないので、9月横浜で強い外国人用意してほしいです。よろしくお願いします」とアピールした。

安彦（左）が西田（右）をKOで下した

▼第5試合ウェルター級（-67.5kg）3分3R
〇安彦考真（Y.S.C.C.キックボクシングチーム）
KO　2R 0分28秒　※右ストレート
●西田祥（TARGET SHIBUYA）

西田はパンチを打ちにいく

　“元年俸120円Jリーガー”の安彦考真は、動物性食品を口にしないヴィーガンで現在46歳。水抜きなしの10kgの減量に臨み、今回を迎える。前回の試合は昨年11月、オープンフィンガーグローブ大会で前口太尊と対戦するも、肩を脱臼というアクシデントに見舞われて2RTKO負け。今回が再起戦となり、TARGET SHIBUYAの西田祥と対戦する。

　1R、安彦は前蹴りから右を伸ばしてコンビネーションにつなげる。西田はローキックから右のパンチを放つも、安彦はクリンチ。さらに安彦はパンチからバックブローを見せて、翻弄した。