【BOM】竜哉が元ラジャ王者を退けWBCムエタイ世界王座を初防衛!士門&安部焔&藤原乃愛も世界奪取
▼第16試合 BOMフェザー級(-57.15kg)王座決定戦 3分5R
●ケンサイアム・シットブーンサコーン(タイ)
KO 1R3分
〇吏亜夢(ZERO/WMC日本スーパーフェザー級王者)
吏亜夢は、180㎝の長身から繰り出す左ストレートや左ミドル、ヒザ蹴りと、どの武器でも相手を圧倒して勝ち星を重ね、現在7連勝中。対するケンサイアムは50戦35勝10敗5分の19歳。
1Rから左ミドル、テンカオと速攻勝負の吏亜夢。ケンサイアムは強打を返していくが、吏亜夢は長いリーチを活かした攻撃でケンサイアムを圧倒し削っていくと、最後にテンカオ。ケンサイアムはたまらず悶絶し、吏亜夢がKO勝利でベルトを獲得した。
▼第15試合 BOMフライ級(-50.80kg)王座決定戦 3分5R
〇シンイチ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)
判定3-0 ※三者とも49-48
●れい(湘南格闘クラブ)
シンイチは、今年7月の前戦ではルンピニージャパン認定フライ級王座決定戦に挑み、イノベーション元王者の松田虎之介に右ヒジを炸裂させて豪快KO劇でベルトを獲得した。対するれいは、8戦4勝4敗と勝ち星は少ないが戦績以上に高いポテンシャルを秘めている。
1R、持ち味のスピードを活かした右ロー、右ストレートを飛ばすれいに、シンイチも右ストレート、右ローを散らして譲らない展開。2R、どっしり構えるシンイチに、れいは多彩な攻めを見せていく。シンイチは右ミドルと右強打を返す。
4Rもシンイチが左の三日月蹴り、ボディブローで削り、下がるれいは手数を返すものの押される展開に。5R、巻き返しを狙うれいが前に出続け、シンイチは下がりながらもミドルを的確に返していく。判定でシンイチが王者に輝いた。
▶次ページは朝陽vsサイペット、MIKE JOEvs喜多村 誠
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