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【ONE】MOMOTAROのムエタイ王者連続撃破ならず、左ミドルでペッダムが僅差判定勝利

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2020/01/31(金)UP

ペッダムが何度も左ミドルを効かせてMOMOTARO(右)に判定勝利

ONE Championship
『ONE: FIRE & FURY』
2020年1月31日(金)フィリピン・マニラ モール・オブ・アジア・アリーナ
photos by ONE ChampionShip

▼第8試合 フライ級(-61.2kg)ムエタイ 3分3R
○ペッダム・ペッティンディーアカデミー(タイ)
判定2-0
●MOMOTARO(OGUNI-GYM)

 MOMOTAROはNJKFの中軽量級エースとして君臨。他団体へも積極的に参戦し、これまでにNJKF、WBCムエタイ日本、WBCムエタイインターナショナルの3本のベルトを奪取している実力者である。前回、昨年6月のシットンノーイ・ポー・テラクン戦ではバックハンドブローを直撃させ、ムエタイレジェンドのシットンノーイを僅か1R41秒で粉砕し、ONEムエタイにその名を轟かせた。

 対するペッダムは元ルンピニーバンタム級王者の肩書を持つムエタイ強豪。2018年7月よりONEに参戦し4連勝。ONEフライ級キックボクシング世界王座を獲得した。初防衛戦でイリアス・エナッシにKO負けを喫し、今回は自らが得意とするムエタイルールでの参戦となる。

MOMOTAROがペッダムの左ミドルをキャッチ

 1R、両者サウスポー。MOMOTAROが右サイドキックでけん制すると、ペッダムが強烈な左ローを振るう。MOMOTAROは一気に距離を詰め左右フック。首相撲からMOMOTAROがこかすと、会場からは歓声が沸く。ペッダムの左ミドルをキャッチし左ストレートをヒット。至近距離では両者ヒジを打ち合う中、ラウンド終了のゴング。印象ではMOMOTAROが優勢。

 2R、ペッダムがプレッシャーを強め前進。体がぶつかるほど距離が詰まるが、MOMOTAROがペッダムを投げ飛ばすような崩しを見せる。左ミドルに合わせた左ストレートをカウンターでヒット。右のかかと落としを見せ、MOMOTAROがペースを握っているとアピールを見せる。2分過ぎからペッダムがさらにプレッシャーを強め、首相撲でMOMOTAROのバランスを崩し手数を封じる。パンチの距離ではMOMOTAROの回転が光るが、手数を増やしたペッダムを押し込めない。

 3R、ペッダムの蹴りに合わせ、左ストレートでカウンターを狙うMOMOTARO。スーパーマンパンチから組んでヒザを突き刺すが、ペッダムは下がらない。ペッダムの左ミドルをもらいながらMOMOTAROは左ストレートを返す。パンチはMOMOTARO、蹴りはペッダムが優勢の中終了のゴング。判定は2ジャッジがペッダムを支持し、僅差の判定勝利。互角の戦いではあったが、MOMOTAROは2連続ムエタイ王者撃破はならなかった。

※全試合結果はこちら

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