【ONE】バックハンドブロー一閃、MOMOTAROが元ルンピニー王者を衝撃の1R秒殺KO
ONE Championship
『ONE:IMMORTAL TRIUMPH』
2019年9月6日(金)ベトナム・ホーチミン市
Photo by ONE Championship
▼第3試合プレリム フライ級ムエタイ 3分3R
●シットンノーイ・ポー・テラクン(タイ)
KO 1R41秒 ※左ストレート
○MOMOTARO(29=OGUNI-GYM)
MOMOTAROはNJKFの中軽量級エースとして君臨。他団体へも積極的に参戦し、これまでにNJKF、WBCムエタイ日本、WBCムエタイインターナショナルの3本のベルトを奪取している実力者である。ONEへは今年3月に初参戦しオーストラリアのケニー・ズィーをヒザとパンチで圧倒し判定勝ち。4月の2戦目は元ラジャ三冠のルーシラー・プーケットトップチームに判定負けを喫し、今回が再起戦となる。2週間前に対戦相手がタノンチャイから元ルンピニー王者のシットンノーイへ急遽変更になるトラブルはあったが、MOMOTAROは自身のブログで「相手に不足無し」と強い意気込みを語っている。
サウスポーのMOMOTAROへ、シットンノーイは右ミドルでけん制。右にサークリングするMOMOTAROが大きく右に踏み込みながら左の高速バックハンドブローを放つとシットンノーイのアゴへクリーンヒット。動きが止まったシットンノーイへ左右のパンチでラッシュ、至近距離でヒジを叩きつける。
ガードが下がったシットンノーイへ左ストレートを直撃させるとシントンノーイは崩れ落ちるようにダウン。コーナーにすがりつくように立ち上がるシットンノーイだったが、真っ直ぐ立てないシットンノーイの姿を見て、レフェリーはカウントを止め試合をストップした。
試合後にマイクを向けられたMOMOTAROは「足技が得意なので、足を見せてからパンチで倒そうと思っていたけど、こんなに早く倒せるとは思ってませんでした。今はほっとしています」と安堵の表情。決め手となったバックハンドブローについて問われると「隙間からバックハンドを狙おうと思っていたけど、シャドーのイメージ通りに入れることができた。練習しておいてよかった」と練習の賜物であったことを明かした。
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