【ONE】DJ戦から再起狙う和田竜光「マニラが僕を呼んでいる」MOMOTAROがペッダムに挑む、佐藤将光も出撃
1月20日(月)、ONEチャンピオンシップ株式会社主催のメディアイベント『ONE SCRAMBLE』が都内で開催され、1月31日(金)フィリピン・マニラにて開催される『ONE: FIRE & FURY』に出場する日本人選手3名が会見に出席。佐藤将光(坂口道場)、和田竜光(フリー)、MOMOTARO(OGUNI-GYM)が大会への意気込みを語った。
佐藤は修斗バンタム級王者として2019年5月にONEへ参戦。マーク・フェアテックス・アベラルドにTKO勝利を収めると、10月の両国大会ではパンクラスとの対抗戦に出撃。ハファエル・シウバを2RTKOに葬った。その2戦を含め、現在5連続TKO勝利中と快進撃を続ける。
佐藤は今年の目標を聞かれると「今年どうしたいというのは無いです。毎試合終わりを意識することが多くなってきたので、悔いなく全力を出し切れれば」とキャリアの終焉に対する意識を告白。ただし「ONEのベルトが終わりかといえばわからない。続く限りは上を目指したいし、熱い試合を熱い舞台で戦いたい」と、最後の瞬間まで全力で戦う構えを見せた。
対戦相手であるクウォン・ウォンイル(韓国)の印象を「1R早い段階でKOする試合が多い」と速攻型であると分析。「僕らしくステップを使ってさばきながら圧力をかけたい」と攻略のプランを公開。連続KO中ではあるが「常にフィニッシュは狙いますが、勝ちが一番」と特別なこだわりはないと心境を明かした。
昨年8月、デメトリアス・ジョンソンに敗北して以来の参戦となる和田は「マニラで試合をするのが4回目。マニラが僕を呼んでいて、僕もマニラを呼んでいた」と相思相愛をアピール。「ホテルも会場も良くて、試合に臨むのにいい準備ができる」とお気に入りのマニラで試合ができることに喜びを見せた。
対戦相手は8勝無敗というレコードを持つイヴァニルド・デルフィノ(ブラジル)。
和田はデルフィノの動画が見つからずに研究できていないことを明かし「(一方的に研究されるのは)正直フェアじゃないとは思っていますが、格闘技はそういうもの。知らない選手がくれば合わせてやらなきゃいけない」と腹をくくった様子。必殺の変形四の字ロック”おたつロック”は「いい形で入れたら通用する」と積極的に見せていく構えを見せた。
キャリア中、最強の相手との対戦を迎えるのはMOMOTARO。ムエタイレジェンドの一人であり、ONEキックルールの元世界王者でもあるペッダム・ペッティンディーアカデミー(タイ)との一戦を迎える。現ONEムエタイ世界フライ級王者のロッタン・ジットムアンノンとも1勝1敗というペッダム。不利の予想が多いというMOMOTAROだが「皆さん難しいと思っているでしょうが、そこをひっくり返したい」と気後れする様子は全く見せない。
ペッダムへの突破口を問われると「オープンフィンガーグローブなので、あの小さいグローブならチャンスはあるんじゃないか。強豪タイ人と戦うならあのグローブで戦いたい」と、本場タイのムエタイにないオープンフィンガー戦が好材料と見るMOMOTARO。
事前に公開されたONE公式サイトのインタビューでは「1Rから試合が動く」と発言したMOMOTAROは「向こうも待つタイプじゃないし、こっちも最初から仕掛けます。楽しみにして下さい」と自信たっぷりの表情を見せた。
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