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【ベラトール】堀口恭司と激闘のコールドウェルが2連敗、体重超過のイーゴに判定で涙を飲む

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2021/05/22（土）UP

試合後に勝利を確信し咆哮するイーゴ（左）と疲労が見えるコールドウェル（右）©️Bellator

Bellator MMA
『BELLATOR 259』
5月22日（土・日本時間）米コネチカット州　モヒガン・サン・アリーナ

▼バンタム級（※イーゴ体重超過のため、137.5ポンド契約マッチで実施）
●ダリオン・コールドウェル（米国）
判定1-2 ※29-28, 28-29×2
○レアンドロ・イーゴ（ブラジル）

前蹴りを放つコールドウェル©️Bellator

　ダリオン・コールドウェル（33=米国）は、RIZINのバンタム級タイトル戦で堀口恭司と激闘を演じ日本にも多くのファンを持つベラトール元バンタム級王者。堀口に2連敗した後で一つ上の階級のベラトール・フェザー級ワールドGPに挑戦し、2連勝と波に乗ったが、前戦となる昨年11 月の準決勝で、無敗のAJ・マッキーに秒殺負けを喫した。
　今回が本来のバンタム級に戻しての再起戦となる。MMA戦績15勝4敗。

ギロチンチョークを仕掛けるイーゴ©️Bellator

　対するレアンドロ・イーゴ（32=ブラジル）は、コールドウェルと3年前にタイトル戦で戦っており、その時はコールドウェルがイーゴから初回一本勝ちを収めているが、現在2戦連続一本勝ちと波に乗っている。MMA戦績は20勝5敗。

　イーゴが前日の計量で137.5ポンド(62.36kg)と体重超過したため、この試合はバンタム級（135ポンド／61.2kg）から137.5ポンド契約マッチで行われることになった。

ヒールフックを仕掛けるイーゴ©️Bellator

　1R、イーゴがフロントチョークをコールドウェルが頭を外しトップポジションから強烈なヒジ打ちでイーゴの額から早くも流血。
　終盤、イーゴがオープンガードからアームバー、三角絞め、ヒールフックと流れるようにサブミッションを仕掛けるが、反応するコールドウェルに潰される。

　2R、イーゴの足払いにバランスを崩すコールドウェル。イーゴがバックテイクするが、コールドウェルがイーゴを前に落とし上に。イーゴが下からヒジを出すも、このラウンドもコールドウェルがトップキープ。

スプリット判定勝利で雪辱を果たしたイーゴ©️Bellator

　3R、コールドウェルの飛びヒザ蹴りをキャッチしたイーゴがコールドウェルをマットに叩きつけようとするが、コールドウェルが後に回る。イーゴがグラウンドで頭部へのヒザ攻撃をしたためスタンドでの再開。コールドウェルがシングルレッグからタックルするもカウンターでイーゴがフロントチョーク。極まるかと思われたが失敗。
　疲労で失速するコールドウェル。徐々にいー後のペースでバックコントロールのイーゴ。最後は正対したコールドウェルは上からパウンド連打でタイムアップとなった。

　両者大きなダメージはなく、終始コールドウェルが試合をコントールしたかに見えたが、判定は割れて2ー1のイーゴの勝利した。コールドウェルは悔しい2連敗。勝ったイーゴは戦績を21勝5敗に伸ばした。

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