【Road to ONE】青木真也、グラップリング戦でキャプテン☆アフリカと時間切れドロー、試合後マイクで秋山成勲に激怒のメッセージ
『Road to ONE: 5th Sexyama Edition』
2021年10月5日(火)東京・TSUTAYA O-EAST
▼第5試合 コーメインイベント ライト級グラップリング
△青木真也(EVOLVE MMA)
判定 時間切れドロー
△キャプテン☆アフリカ(総合格闘技道場コブラ会)
青木は昨年4月の第2回大会で、全日本ブラジリアン柔術選手権ライト級&無差別級優勝の実績を持つ世羅智茂(CARPE DIEM)とグラップリングマッチを行い、一進一退の攻防の末、時間切れドローとなっていた。
対するアフリカは柔道をベースに関西の名門・コブラ会で腕を磨くグラップラー。柔術黒帯を持ち、桜庭和志が主催するグラップリングイベント『QUINTET(クインテット)』では本名の出花崇太郎として出場している。16年には世界コンバットレスリング 74kg級で優勝を収めた。更にプロ修斗では、昨年12月、田中有との環太平洋ライト級王座決定戦に臨むと、Vクロスアームバーで1R一本勝ちを収め、涙の初戴冠を果たしている。
互いに高レベルのグラップラー対決。以前から青木は秋山成勲にMMA戦で対戦要求しているが、今回解説席に付く秋山の前で極め切れることはできるか。
1R、いきなりアフリカが引き込み、青木がパスガードを積極的に仕掛ける。パスした青木はアフリカの両足をしっかり4の字ロックしながら抑え込みチャンスをうかがう。下のアフリカは引き離したいところだが、青木は密着し展開を作らせない。じりじりとマウントポジションを取った青木に対し、アフリカはリバースに成功。いったん離れた両者だが、途に就きながら引き込もうとしたアフリカに青木はヒールホールドを仕掛けたが、アフリカは回転して脱出。アフリカはタックルを仕掛けるも、青木はこれを避けたところで終了のゴングとなり、この一戦はドローに終わった。
マイクを握った青木は「朝起きて練習して朝起きて仕事して、毎日一生懸命やって、俺はもう一杯ですよ。生きるのが本当に辛いですよ。20年間格闘技をやれば、気が付いたら一人ぼっちで今も格闘技をしています。ただ、9月6日に俺にオファーが届きました。お前何で断ったんだよ。何とか言えよ! 嘘を付くんじゃねぇよ!」と解説席にいた秋山を挑発。
苦笑いの秋山は「SNSを見てご存じだと思いますが、断った理由としては筋肉を断裂してしまい、先生の判断など色んな選択肢がありましたが、私も断るのが億劫でやはり試合でリングに立つのが格闘家としての在り方だと私は思います。苦渋の選択として、そういう判断をせざるを得ない状況で、色んな検査を受け、もちろん周りの人に迷惑をかけたことは十分にわかっております」と返す。
青木は「だからなんだよ!2カ月あればやればいいじゃないかよ。おめえが格闘技を盛り上げるとか言っていて、そんなのおめえの正論だろ? 綺麗事でONEと一緒だよ。おい、おめえに覚悟あるんだったらなやってみろよ!」と挑発は続く。
秋山は「もちろん、やらない選択肢はない。当たり前のようにやるつもりでいるし、まあ待ってろよ」と言い返す。
青木は「はっきり言って、お前にそんな時間はないんだよ!おい、俺は何があろうと目の前のことを必死でやっていきます。何があろうと、青木真也を貫いて一生懸命生きていきます。ありがとうございました!」と吐き捨てて会場を後にした。
これらのやり取りを終えて、改めて秋山は解説席で「最高のパフォーマンスを見せるために準備をしてきたつもりが、色んな結果を生みました。青木選手が言ったように、私が断ったのは事実であり、そこは申し訳ない気持ちでいっぱいですが、人に対して“てめえ”だの、ああだのと失礼なことを言うこと自体、格闘家以前に、人として良くないと思うのでそこは改めた方がいい。私は彼よりも年上で、彼に対してちゃんと敬語を使っています。格闘家はそういう言葉を出すから、野蛮だと言われる。相手をリスペクトをして、自分の仕事、練習をしっかりして試合に臨めばいいというのが私のスタンス。まあ、待ってろよと。10年近く俺とやろうと言われて、俺のことが相当好きなんでしょう。だから変なストーカーに目を付けられたなと。ストーカーを倒す時間はもうすぐ来るんじゃないんですか」と青木との対戦に前向きなコメントを残した。
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