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【RIZIN】伊藤空也、魚井フルスイングを封じて判定勝ち

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2022/03/06（日）UP

伊藤は魚井の打撃をグラップリングなどで封じ勝利

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN LANDMARK vol.2』
2022年3月6日（日）

▼第2試合　RIZIN MMA ルール（61.0kg）：5分3R
●魚井フルスイング（和術慧舟會HEARTS）
判定0-3
○伊藤空也（BRAVE）

魚井が豪快なハイキック

　魚井はフルスイングの名前のごとく、一撃で倒せる左右のフックやアグレッシブな戦いを持ち味とするファイター。対する伊藤は無尽蔵のスタミナとタフさを持つ。堀口恭司や朝倉海など強豪選手が揃うこのバンタム級で、勝利を手にするのはどちらとなるか。

　1R、伊藤は前に出てプレッシャーを掛けるが、魚井も距離を保って伊藤に接近させない。魚井はサウスポーから左ボディストレート、ハイキック、左スイングフックと思い切りよく放つが、伊藤はクリーンヒットさせない。

伊藤も打撃で攻める

　2Rも前に出る伊藤、間合いを保つ魚井の図式は変わらず。伊藤が組みつきコーナーに押し込むがブレークとなる。魚井のフックをかわしながらタックルに出た伊藤はそこからリフトしテイクダウン。魚井にクリンチされ強打を出せない伊藤だったが、終了直前立ち上がって踏みつけを魚井に当てる。

　3R、魚井がスイングフックを放つが、伊藤はそこに組みつきテイクダウン。ハーフガードを取る魚井を伊藤はトップコントロール。魚井が立ち上がっても伊藤はすぐに追って再び倒す。魚井はギロチンを仕掛けるが、伊藤は頭を抜いて極めさせない。だがここはレフェリーがブレーク。右ミドルを打ち込んだ伊藤がタックルに繋げテイクダウン。魚井のアームロックを潰し、伊藤が上を取って試合を終える。

勝利した伊藤

　3-0の判定で勝利した伊藤は、「自分も打撃をカウンターで当てていく作戦だったんですけど、安全な試合をし過ぎちゃって、求められているものができなかったから自分自身に悔しいです」と反省するも「RIZINバンタム級を盛り上げていきたいので、自分のできる仕事をしっかりしていきたいです。これからもまた一から頑張ります」と今後の意気込みを語った。

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