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【ONE】高橋遼伍が地元カーンにまさかのスプリット判定負け!必殺カーフキックとパウンドを効かせるも

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2022/03/26(土)UP

パウンドで攻める高橋©️ONE

ONE Championship
『ONE: ONE X』【第1部】

2022年3月26日(土・日本時間)シンガポール・インドアスタジアム

▼第4試合 MMAフェザー級(5分3R)
〇アミール・カーン(シンガポール)
判定2-1
●高橋遼伍(日本)

 高橋は修斗の元環太平洋フェザー級王者にして日本MMAを代表する実力者。これまで多くの対戦相手の足を得意とするカーフキックで破壊してきており、ONEでは2勝2敗の成績。前戦となる昨年3月に中国のタン・カイにまさかの初回KO負けした。戦績は14勝4敗。

 対するカーンはパワフルな打撃で数々のKOを量産する、地元シンガポールの人気選手。これまでライト級で戦ってきたが、20年に江藤公洋に1R一本で完敗するなど、最近の7試合は2勝5敗と奮わず。今回から階級をフェザー級に下げて、再起を図る。

 1R、遠い距離からロー、ハイと蹴っていくカーンに対し、高橋はいきなり得意のカーフキック、さらに右フックも打ち込む。カーンはジャブを突きながらタックルも見せるが高橋はしっかり受け止めるとさらにカーフ。カーンの脚が流れる。蹴られた左足を後ろへ引いてスイッチしたカーンだが、高橋は右足にもインローを浴びせる。ミドルキックなど蹴りで攻めるカーンだが、ラウンド終盤にはカーンの蹴り足をすくって高橋がテイクダウン。上からパウンドを落とす。

判定の瞬間、高橋は納得のいかない様子

 2R、高橋のカーフキックでカーンが転倒。高橋がボディへパウンドを落とすとこれが効いたかカーンの動きが止まる。パウンドを連打する高橋だがカーンは何とか突き放して立ち上がる。スタンドになるとカーンがタックル、さらに組み付いて近い距離からヒジを当てる。高橋は疲れたか動きが落ちるが、それでもカーフキックを蹴る。カーンのパンチが当たり高橋がぐらつく場面も。

 3R、距離を詰めるのはカーン。高橋のカーフをもらいつつジャブを当て、組み付いてヒジを放っていく。高橋は押し込まれる時間が長くなり手数が減る。ケージに押し付けてボディへヒザを打つカーン。ブレイクとなってもすぐにまた組み付き、近い距離での攻撃を徹底する。最後は離れた距離で互いに打撃を振り合うが大きなヒットはなく試合終了。

 判定は21と割れ、カーンが勝利。序盤は高橋がカーフとパウンドで圧倒するも後半盛り返され接戦を落とす結果となった。高橋は納得のいかない表情を浮かべた。

※この大会の全試合結果はこちら

▶︎次ページは【動画】高橋の必殺のカーフキック!カーンが足を払われ倒れる

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