【UFC】長身ブラウンがウィリアムズに競り勝つ、リーチとボクシング技術を活かす
WME-IMG
『UFC 274』
2022年5月8日(日本時間)米国アリゾナ州フェニックス /フットプリント・センター
▼ウェルター級
〇ランディ・ブラウン(ジャマイカ)
判定2-1 ※29-28×2、28-29
●ケイオス・ウィリアムズ(米国)
UFC戦績8勝4敗のブラウンはUFCの番組“デイナ・ホワイト:ルッキン・フォー・ア・ファイト”で見いだされ、キャリア14勝のうち11のフィニッシュ(6KO・5一本)を持つ。現在2連勝中と好調だ。
対するウィリアムズも2連勝中。UFC戦績は4勝1敗。キャリア全体では13勝2敗で6度の1ラウンドフィニッシュを遂げており、UFCで挙げた勝利4つのうち3つでKO勝利かつパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを獲得するというハードパンチャーだ。
1R、191㎝という長身を生かしてリーチのあるジャブを突くブラウン。ウィリアムズは相手が入って来たところにフックを合わせる。組みに行ったウィリアムズだがテイクダウンが取れないとみると離れ、近距離でパンチを振る。
すると右アッパーが入り、ブラウンが引き込み気味に後ろへ倒れる。しかしブラウンはすぐ立ちパンチを打ち返し、終盤にはギロチンチョークも仕掛ける。
2R、長いストレートを飛ばすブラウンはスイッチしつつ長い脚で顔面前蹴りも出す。ウィリアムズはコツコツとローを当てつつ飛び込む機会をうかがう。距離をつぶして組みにいくウィリアムズだがブラウンは冷静に防ぐ。スタンドになるとリーチとボクシング技術で上回るブラウンがペースを握る。
3R、ブラウンの顔面前蹴りがヒット。ウィリアムズはローからパンチで飛び込むがブラウンは上手くかわすと、スイッチしつつパンチを当てていく。しかしブラウンが前へ来たタイミングでウィリアムズの右がカウンターでヒット! ブラウンが尻餅をつくようにダウン。パウンドで追撃を狙うウィリアムズだがブラウンはすぐ立つ。ペースはブラウンだが、ダウンを奪ったのはブラウンという展開で試合終了。
判定は2-1でブラウン。長い手足とボクシングテクニックで有利に試合を進めたブラウンがウィリアムズに競り勝ち3連勝を達成した。
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