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【RISE】帰ってきた”韓国の鉄拳”チャンヒョン・リーがダウンはね除け一馬をKO撃破、初防衛に成功

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2022/07/29(金)UP

強烈なパンチを打ち込むチャンヒョン(右)

RISEクリエーション株式会社
『RISE 160』
2022年7月29日(金)東京・後楽園ホール

▼メインイベント RISEスーパーフェザー級(-60kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
○チャンヒョン・リー(韓国/RAON GYM/第5代王者)
KO 4R 2分55秒 ※レフェリーストップ
●一馬(MONSTAR GYM/暫定王者)
※チャンヒョン・リーが初防衛に成功

ダウンを奪い返したチャンヒョン

 チャンヒョン・リーは”韓国の鉄拳”、”コリアンデビル”の異名を持つハードヒッター。2017年11月に野辺広大を破りRISEスーパーフェザー級王座を獲得。日本国内では裕樹、森井洋介、梅野源治、原口健飛ら強豪と拳を交えた。2019年12月のBOMにおけるスアキム・PKセンチャイジムとの一戦以来、およそ2年半振りの来日となる。

【フォト】チャンヒョンが人生初ダウン!そしてダウン奪い返し逆転KO

 対する一馬は航空自衛隊の経歴を持ち、YouTuberとしても活動中。昨年10月の『RISE152』で行われた暫定王座決定戦で石月祐作に勝利し、暫定王座を戴冠。5連続KO勝利中の勢いのまま、”絶対王者”チャンヒョン・リーとの王座統一戦に挑む。

右の奥足ローキックを効かせるチャンヒョン

 1R、圧力をかけるのはチャンヒョン。リーチに勝る一馬は遠距離から左ジャブ。近距離ではコンビネーションから左ボディを突き刺す。ガードを固めるチャンヒョンは至近距離で右ロー、右アッパーを突き上げる。前に出る一馬がガードの上から左右フック。右フックがガードの下がったチャンヒョンの顔面を捉えダウンを奪う。立ち上がったチャンヒョンは変わらず圧力を掛け右ストレート。一馬はチャンヒョンのパンチにカウンターを合わせ、下がり際にパンチをまとめる。

 2R、チャンヒョンの前進に足を使い距離を保つ一馬。チャンヒョンの右フックに周りながら左フックを合わせる。チャンヒョンはパンチで圧力を掛けるが一馬は打ち終わりにワンツーから左アッパーでチャンヒョンのアゴを跳ね上げる。チャンヒョンの左ローがローブローとなり一時中断。再開後、一馬はチャンヒョンのガードの上からパンチ連打。左フックをカウンターで合わせる。

一馬をコーナーに詰めて釘付けに、合計3度のダウンを奪い返し逆転KO

 3R、チャンヒョンがガードを固め右ロー。一馬は足を使い距離を保ち、リーチの長いストレートでチャンヒョンを突き放す。一馬の右フックがチャンヒョンの顔面と捉えるも、チャンヒョンは前進し右ロー。至近距離では左ローを一馬の奥足に刻む。体を押しつける一馬は左右ボディをヒット。チャンヒョンは左ボディ、左ローをコツコツと打ち込む。やや一馬の足が止まってきたか。

 4R、チャンヒョンが左ジャブで圧力。コーナー付近の一馬にチャンヒョンの右フックが直撃し、一馬がぐらりとゆらぐ。さらに圧力を強めるチャンヒョンは一馬にロープを背負わせ左右フックを強打。一馬は右ストレートで応戦するも、チャンヒョンは左右ローから右フックを強打し一馬を追い込む。手数が出ない一馬はゆっくりとロープに下がり、チャンヒョンの右ストレートを直撃されダウンを喫する。立ち上がるもふらつく一馬へチャンヒョンは奥足の右ロー。ぐらつく一馬へさらにチャンヒョンは右フックから左ボディを連打し、このラウンド2度目のダウンを奪う。立ち上がった一馬へさらに左右連打をまとめるチャンヒョン。ガードを固め動けない一馬を救うようにレフェリーが割って入り、チャンヒョンのKO勝利を宣告した。

一馬はコーナーにもたれるようにしてダウン、立ち上がることはできなかった

 2年半ぶりのリング、3年4か月振りの勝利を飾ったチャンヒョンはマイクを握り「みなさんこんばんは!RISEスーパーフェザー級チャンピオン、チャンヒョン・リーです」と日本語で挨拶。「生まれて初めてダウンしましたが、練習の成果を活かして勝てました。これからもRISEのチャンピオンとしてもっと強い姿をお見せできるようにします」と再会したRISEファンへさらなる活躍を約束した。そして「8月にイ・ソンヒョン選手の試合があります。みなさん楽しみにしていてください」と、同門のイ・ソンヒョンの応援を笑顔で呼びかけ、ファンの声援に応えながら笑顔でリングを降りた。

※全試合結果はこちら

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