【DEEP】石司晃一、COROに完封勝利で悲願の新王者に!ガン闘病中の父親に捧ぐ
DEEP事務局
『skyticket Presents DEEP 110 IMPACT』
2022年11月12日(土)東京・後楽園ホール
▼第9試合 DEEP バンタム級タイトルマッチ 5分 3R
●CORO(K-Clann/王者)
判定0-5 ※5者とも27-30
〇石司晃一(フリー/挑戦者)
※石司が新王座に就く。
COROはパンクラスで激闘を見せた後、17年から主戦場をDEEPに移した。今年5月のDEEPバンタム級暫定王者決定戦でDJ.taikiに判定勝利を収めて、悲願の王座を戴冠。RIZINスーパーアトム級・DEEP JEWELSストロー級王者である伊澤星花の婚約者としても知られ、日々SNS等で仲の良い日常を公開している。
【フォト6枚】石司がダウンを奪った瞬間、流血のCOROなど激闘写真
対する石司はキャリアの全試合がDEEPという生粋の生え抜きで、18戦12勝のうち8つのKO、5つの一本勝ちを誇るオールラウンダー。前戦は8月で山本聖悟にパウンド連打でKO勝利。今回のタイトルマッチの権利を得た。
両者は昨年6月に戦っており、その際は石司がスプリット判定で勝利。COROにとってはリベンジと自身の持つベルトをかけた戦い。一方の石司は念願の王座戴冠を目指す戦いだ。
1R、石司が右ストレート、カーフキックをヒット。COROは左フックを見舞い、右ローをリターン。石司が飛び込んでの右ストレートでダウンを奪い、サッカーボールキック、パンチで上から襲い掛かる。スタンドの展開、石司が近距離で組んでのアッパーを数発ヒット。COROがタックルにいくが、石司はケージを背にしてテイクダウンを許さず。
2R、石司がスタンド打撃で攻勢、試合の主導権を握る。COROはグラウンドで活路を見出そうと、タックルを仕掛けるが、石司が難なく対処。タックルを潰して上を取った石司が強烈な左右のパウンドを数発見舞う。
3Rも序盤はスタンドの攻防。石司はヒザ蹴り、カウンター狙いのアッパーを放つと、COROは前蹴り、左フックで応戦。すると、石司が組み付いて、テイクダウンに成功。下になったCOROはケージ際まで移動して立とうとするが、石司は左のパウンドで許さず。終盤、上を取る石司が肩固めを狙い、そのままパウンド攻撃。終了のゴングが鳴るまで攻め続けた。
ジャッジは5者とも石司を支持。石司がCOROを完封してベルトを巻いた。
勝利マイクの石司、ガン闘病中の父親をリングにあげると「(父は)チャンピオンになるまで死ねないと言っていて、ベルト見せれてよかったです」と親子で喜び。
続けて、DEEPの佐伯代表とベルトを獲るまでDEEPのリングのみで戦う約束をしていたことを明かすと「時間かかったけど、約束を果たせてよかった。次は上のステージで勝負させてください」とアピールした。石司の次の戦いに期待したい。
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