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【K-1】元極真世界王者・与座優貴、元ムエタイ王者に快勝！左ハイキックでダウンを奪う

2022/12/03（土）UP

キックを蹴り込む与座

K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN～初代バンタム級王座決定トーナメント～』
2022年12月3日（土）エディオンアリーナ大阪
▼第10試合　K-1ライト級/3分3R・延長1R
〇与座優貴（日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）
判定3-0　※三者とも30-27
●エークピカート・モー.クルンテープトンブリー（タイ/志村道場）

ローを連発するエークピカート

　与座は2017年の極真会館・世界ウエイト制（軽量級）王者。19年にキックボクシングに転向し、KNOCK OUT等で活躍すると昨年12月にK-1グループ参戦、衝撃的なハイキックKOでデビューを飾った。今年2月に現K-1ライト級王者・朝久泰央に打ち勝ち判定勝利、さらに8月、元Krushスーパー・ライト級王者・篠原悠人に2RKO勝利した。

【動画】与座が左ハイキックでダウンを奪った瞬間！

ヒザ蹴りを繰り出す与座

　対するエークピカートはパンチとヒジを中心とした好戦的なスタイルのファイター。2013年3月に来日すると、ラジャダムナンスタジアム・スーパーライト級王者の石井宏樹に挑み、ヒジ打ちで石井を沈め王者となった。

　1R、エークピカートはローキックを連発。与座も内からカーフを蹴る。下がりながら足を蹴るエークピカート。与座は圧力をかけながらミドルキック、ローキックを当てていく。左ボディダブルから右の蹴りを放つ与座。強烈な左ミドルキックを入れる与座。下がるエークピカートに与座は、下段カカト蹴りを足に落としてダメージを与える。

ダウンを奪った与座

　2R、与座は左ミドルキック。さらに左のパンチダブルから右ロ―キックとコンビネーションで攻める。エークピカートは左右のパンチも下がりながらの苦しい状況。与座は、ブラジリアンキックのような左ハイキックでダウンを奪う。

　立ち上がったヨークピカートに、二段蹴りを見せる与座。さらに左ボディブローをもらい、下がるヨークピカート。与座の左バックスピンキックでヨークピカートは尻もちをつく。与座が優位のままラウンド終了。

与座が左ハイキックで攻める

　3R、与座は右アッパー、左三日月蹴りで一気に攻める。エークピカートはパンチを振り回すも、与座は冷静にかわす。与座はヨークピカートをコーナーへ詰めて、ボディ打ち、ヒザ蹴り、三日月蹴りと畳みかける。ヨークピカートの右目から大量に出血しドクターチェックが入る場面が。与座は左のダブルからローキック。右、左のパンチからローキックを見舞い、試合終了のゴング。

　KOできずに悔しがる与座だったが、3-0の判定で快勝。リングサイドで、この試合を見つめる朝久泰央。2人のタイトルマッチの機運が、さらに高まった。

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