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【ONE】ジャレッド・ブルックスがパシオを下し新王者に!DJとの対戦をアピール

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2022/12/04(日)UP

パシオ(左)を下し新王者に輝いたブルックス(右)©️ONE

ONE Championship
『ONE 164』
2022年12月3日 (日本時間)フィリピン・マニラ モール・オブ・アジア・アリーナ
▼メインイベント ストロー級 世界タイトルマッチ
●ジョシュア・パシオ(フィリピン/王者)
判定0-3
○ジャレッド・ブルックス(アメリカ/挑戦者)
※ブルックスが新王者へ

パンチを振るパシオ©️ONE

 パシオはウーシューやムエタイをベースとするファイター。フィリピンの名門ジム「チーム・ラカイ」で腕を磨き、18年9月にかつて一度敗れた内藤のび太を破りONE世界ストロー級王座を戴冠した。19年1月に猿田洋祐に判定2-1で惜敗し王座陥落したが、同年4月のダイレクトリマッチではKO勝利し王座奪還。前戦となる昨年9月に猿田と3度目の対戦を行いKO勝利。3度目の防衛に成功した。

グラウンド攻防の両者©️ONE

 対するブルックスはストロー級では世界トップの強豪ファイター。パンクラスにも参戦経験があり、その後UFCに参戦し、現在より一階級上となるフライ級で2勝2敗。現UFCフライ級王者のデイヴソン・フィゲイレードとは、敗戦も2-1のスプリット判定と接戦を演じた。19年12月の『BELLATOR JAPAN』で、RIZINでも活躍するDEEPストロー級王者(当時)の越智晴雄に判定勝利。昨年11月にONEに初参戦すると、リト・アディワン、箕輪ひろば、ボカン・マスンヤネを撃破。強豪に3連勝しランキング1位に浮上、タイトル挑戦権を手にした。

バックから攻めるブルックス©️ONE

 1R、ブルックスが距離を詰めワンツー。パシオの右ミドルを掴みテイクダウン、グラウンドへ持ち込む。ガードポジションで上を取ったブルックスが打ちおろしのヒジ。ブルックスのパウンドを耐えながらパシオが立つタイミングをうかがうも、ブルックスが隙を与えずパンチを振り下ろし続ける。

 2R、ブルックスがケージ際に押し込み、パシオの左足を抱え込むようにクラッチするもパシオがスタンドに戻す。ブルックスがハイキック、バックスピンを仕掛けるがパシオは冷静に右ミドルを返す。ブルックスの右足へのシングルレッグはパシオが切りスタンドへ引き戻す。

 3R、ブルックスはパンチを当て距離を取るヒットアンドアウェイ。カウンターを狙うパシオのパンチを空転させる。

 4R、パシオが放つ右ミドルを掴んだブルックスがテイクダウンを奪い、パシオのバックを取る。左足でパシオの腰をロックしたブルックスはパシオの背後からフックを連打。バックマウントからチョークを仕掛ける。

 5R、ブルックスのフェイントに反応したパシオのパンチをかいくぐりブルックスがテイクダウン。ブルックスがガードポジションからフロントチョークを仕掛ける中で試合終了のゴングが鳴った。

 判定は全ジャッジがブルックスの勝利を支持。ホームタウンのパシオを下し、ONE参戦4連勝のブルックスが新王者の座を獲得した。喜びの涙を見せたブルックスは、勝利のマイクでパシオとフィリピンのファンへ感謝の言葉を述べ、最後にフライ級王者のデメトリアス・ジョンソンとの対戦を要求した。

●編集部オススメ

・王者パシオが地元フィリピンで4度目の防衛へ、元UFCブルックスと激突!=12.3

・12.3『ONE 164』全試合 結果 速報=パシオvsブルックスのストロー級世界タイトル戦ほか

・【テレビ・配信】12.3『ONE 164』パシオvsブルックスのタイトル戦など生中継、放送、配信情報

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