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【ボクシング】武居由樹が流血TKO勝利で初V、世界7位のプレッシャーに苦しむも「もっと強くなる」

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2022/12/13(火)UP

武居が11RでTKO勝利、初防衛に成功した

『PXB WORLD SPIRITS 世界バンタム級4団体王座統一戦 井上尚弥 vs ポール・バトラー』
12月13日(火)東京・有明アリーナ

▼第4試合 OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦
〇武居由樹(大橋/OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級チャンピオン)
TKO 11R 2分17秒 ※有効打による流血で試合続行不可能
●ブルーノ・タリモ(タンザニア/同級14位、IBF世界スーパーバンタム級

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ダウンを奪う武居(右)

 武居は昨年3月のプロデビューから5勝5KOと破竹の勢い。前戦も東洋太平洋同級王者を5回TKOで圧勝、王座を奪取、WBC世界14位にランクインした。今回が初防衛戦武居は「簡単に下りるつもりで戦う」と強豪相手にもKO勝利を狙う。

【フォト】武居がダウンを奪った瞬間、傷口から流血のタリモ

 相手のタリモは東洋太平洋では同級14位だが、2階級上のWBO世界スーパーフェザー級では世界ランク7位。地域タイトルのIBFインターナショナルスーパーフェザー級王座は3度防衛中だ。戦績は26勝5KO3敗2分。 前回はノンタイトル戦で判定負けを喫しているだけに、この一戦は再起を賭ける。

 1R、武居はサウスポーで回りながらのステップ。ジャブから左ボディ、フック。
 タリモが強引なプレッシャーで詰めるも、タリモのバッティングで武居の左目上が切れる。

タリモの傷口からの流血がひどくレフェリーストップとなった

 武居の顔色が変わり、詰めるタリモに右フックを合わせる! ダウンを奪った。立ち上がり、詰めるタリモだが再度バッティング。

 2R以降も、固いガードのタリモが強引に詰めては下からもぐりこむ展開に、武居はやりにくそうだ。しかし3R、武居の右アッパーでタリモがグラつく。
 4R、タリモが粘着的に詰め、武居はひらりひらりとステップ。ラスト、武居がふいに飛び込んだ左右のフックでタリモが腰を落としかける。

 4Rまでのスコアは3者ともに武居で40-35。

 5R、タリモが追いながらもオーソドックス、サウスポーと構えを変えてゆく。6Rにはタリモがロープに詰めては連打、ボディにヒットさせる。
 7Rのラストにも、タリモが武居をロープやコーナーに詰めボディやショートフックを打ちまくる場面が。武居は苦しそうだ。しかし武居のパンチがタリモの右目上をカットさせた。

 8R終了時のスコアも武居で、79-71が2者、80-71が1者。

勝利した武居

 8Rからはタリモの突進力や、手数が落ち始める。武居は若干余裕を取り戻したか、軽やかなステップから、単発の左右フックをヒットさせる。

 そして11R、タリモがギアを上げ前へ出て詰めるが、頭が当たり傷口が開く。ここでドクターチェックが入り、タリモが続行不可能に。武居のTKO勝利となった。

 互いに苦しい戦いだったのだろう、2人は長く抱き合った。

 武居は勝利するも若干悔しげで笑顔はない。武居はマイクで「タリモ選手すげえ気持ちも身体も強くて、すごいファイター。はじめて11Rやらせていただいて、来年もっと強くなって出直します」と倒しきれなかったことを悔やみ、もっと強くなるとメッセージした。

▶︎次ページは【フォト】武居がダウンを奪った瞬間、傷口から流血のタリモ

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