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【RISE&SB】二階級王者・川上叶が天才・安本晴翔を延長撃破!安本はSBルール2連敗

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2022/12/25(日)UP

川上(左)が延長戦を制した

RISEクリエーション株式会社/シュートボクシング協会
『Cygames presents RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022』
2022年12月25日(日)東京・両国国技館
▼第7試合 SB×RISE(SBルール) フェザー級(-57.5kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○川上 叶(龍生塾/SB日本フェザー級王者)
延長判定2-0 ※10-9×2、10-10
●安本晴翔(橋本道場/RISEフェザー級6位、元KNOCK OUT-REDフェザー級王者、WBCムエタイ日本統一フェザー級王者)
※本戦は30-30×3

 川上はSBバンタム級、フェザー級の2階級覇者。19年11月に佐藤執斗にKO勝利し、初代SB日本バンタム級(52.5kg)王座を戴冠し、今年4月に魁斗とのSB日本フェザー級(57.5kg)王座決定戦を制し二階級制覇を達成した。戦績は15戦10勝5敗。

 対する安本は 30戦26勝1敗2分と抜群の戦績を誇る元KNOCK OUT王者。今年7月にRISEに5年ぶりに復帰したがノーコンテスト、しかし10月には山川賢誠をハイキック一撃で衝撃KOしている。2019年2月にシュートボクシングのリングで初黒星を喫しており、今回はそのリベンジに燃える。

 1R、サウスポーの川上に安本が圧力をかける。川上の入り際に右ミドルを合わせる安本。川上は遠距離からステップで踏み込み、左ローを前足、奥足へ蹴り分ける。左ストレートをボディと顔面へ打ち分ける川上。安本は川上の踏み込みへ左右フックを合わせて迎え撃つ。

 2R、安本の打ち終わりに左右ストレート連打で距離を詰めるのは川上。至近距離になると川上が真横、後ろに回り投げを仕掛けるが、安本は腰を落として防ぐ。細かい前後の出入りから川上が左のオーバーハンドフックをヒット。川上は安本の前進に合わせ細かく下がり、安本の距離にさせない。

 3R、川上が左ストレートをボディから上に打ち分け、安本の顔面を襲う。安本の右インローに合わせて川上が左フック。安本は正面から組み、ボディへヒザを突き上げる。後ろへ回る川上の首を掴み安本がフロントチョークを見せるがブレイク。安本はワンツーで距離を詰めるが川上が組み、安本の距離をつぶすまま終了のゴングを向かえた。

 判定は30-30が3者で延長Rへ突入。

 延長R、川上が左右フックで前進。安本も回転のいい左右ストレートで迎え撃ち、川上を下がらせる。川上は細かい出入りから右フックをヒット。組み合った川上が内股を仕掛けるが、安本がバックを取り裏投げを仕掛ける。川上は下から突き上げるようなフックで距離を詰め、組んで投げへ。離れればコンビネーションの中で川上が左ストレートを直撃させる。終了直前にはロープ際でフック連打を交換。もみ合い転倒したところで終了のゴング。

 判定は1者が10-10をつけるも、2者が10-9で川上を支持。ボディストレートを軸に安本を攻め立てた川上が難敵・安本を撃破。安本は2019年の植山に続きシュートボクシングルール2連敗となった。

 マイクを握った川上は「俺のこと負けると思ってたヤツ、見てたろ?勝ったで!」と喜びを爆発させたままリングを降りた。

※全試合結果はこちら

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