【UFC】ヴェットーリがドリーゼの強打に苦しむも手数で上回り判定勝利
WME-IMG
『UFC 286』
2023年3月19日(日・日本時間)イギリス・ロンドン O2アリーナ
▼ミドル級 5分3R
◯マービン・ヴェットーリ(イタリア)
判定3-0 ※29-28×2、30-27
●ロマン・ドリーゼ(ジョージア)
イタリア出身のヴェットーリは18勝5敗1分の戦績を持ち、ブラジリアン柔術茶帯でこれまで9つの一本勝ちを収めてきた寝技と、頑強なフィジカルを活かした強烈なパウンドが武器。ここ5戦では元王者のイスラエル・アデサニヤ、元暫定王者のロバート・ウィテカーには敗れているが、パウロ・コスタ、ケビン・ホランドなど強豪には勝利している。
対するドリーゼは12勝1敗。22歳までプロサッカー選手だったが28歳でMMAを始めた。UFC参戦時はライトヘビー級だったがミドル級に転向。ADCCアジア王者にもなった巧みな寝技に加え、打撃でもKOできる力を持ち、現在4連勝、かつ3連続KO勝利と絶好調だ。
1R、サウスポーのヴェットーリに対してオーソドックスのドリーゼは左フックを当て、ヴェットーリを下がらせる。両者近距離でのフックを狙う展開の中、終盤ドリーゼが今度は右のロングフックを当て、連打で攻勢に出る。
2R、強打を振って飛び込みたいヴェットーリだが、ドリーゼのプレッシャーになかなか入っていけない。ドリーゼは時折スイッチでスタンスを変えつつ長いパンチで攻めるとタックルも見せる。
3R、離れてはローキック、近づいては左右のフックで攻めていくヴェットーリだが、ドリーゼのプレッシャーに下がらされる。ヴェットーリの打ち終わりを見て何度も右を当てるドリーゼ。ヴェットーリは距離が詰まったタイミングで左フックを合わせる。 判定は3-0でヴェットーリ。終始下がらされる展開ながら手数が評価されたか、場内ではブーイングも沸く中ヴェットーリが勝利を挙げた。
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