【UFC】KOパンチャー対決はゲイジーが勝利、6連勝中フィジエフを判定で振り切る
WME-IMG
『UFC 286』
2023年3月19日(日・日本時間)イギリス・ロンドン O2アリーナ
▼ライト級 5分3R
〇ジャスティン・ゲイジー(アメリカ)
判定2-0 ※29-28×2、28-28
●ラファエル・フィジエフ(カザフスタン)
ゲイジーはレスリングをベースに持ちながら、破壊力抜群の打撃でKOを量産してきたファイター。これまで23勝(4敗)のうち19KO・1サブミッションというKO率を誇り、ドナルド・セローニやトニー・ファーガソンなどの強豪をKOで沈めてライト級タイトルマッチにたどり着いたが、2020年10月、当時の王者であるハビブ・ヌルマゴメドフに敗北。
その後、マイケル・チャンドラーとの激闘を制し判定勝ちし再びタイトルのチャンスを手にしたが、体重超過のチャールズ・オリベイラに一本負け。三度目のタイトル挑戦へ向け再起を懸ける。
対するフィジエフは元警察官の顔を持ち、12勝1敗で現在6連勝中と絶好調。これまで8つのKO勝ちがあり、キックボクシングとムエタイをベースとした抜群の打撃力を武器とする。
1R、スイッチを繰り返しながらパンチのタイミングを狙うフィジエフに、ゲイジーはカーフキック。距離が詰まると互いにフルスイングのパンチを振り合う。フィジエフは速いワンツーを放つがゲイジーはガードしている。左ミドルを何度も当てるフィジエフはヒザも見せるが、ゲイジーもパンチを返す。
2R、ミドル、ヒザを当てるフィジエフ。ゲイジーはカーフキック、近距離での左フックを当てる。互いに左右のフックをコンビネーションでヒットさせるが、クリーンヒットはなし。
3R、フィジエフのワンツーにゲイジーがぐらつく、すぐに打ち返すゲイジーだが、今度はフィジエフの左フックが当たり再びゲイジーの動きが止まる。右目付近に出血が見られるフィジエフ。ゲイジーはそこを狙ってジャブを突いていく。リーチで上回るゲイジーは遠間からジャブ、近づいてはアッパーでペースを握る。それでも前に来るフィジエフにゲイジーはタックル。最後はテイクダウンを奪って試合を終えた。
判定はジャッジ一人がドローにつけるも二人は1ポイント差でゲイジーを支持。接戦を制し、ゲイジーが復活勝利を挙げた。
試合後マイクを持ったゲイジーは、序盤フィジエフのスピードに苦しんでいたようだと聞かれると『もちろんだ、彼は若くてハングリーだし危険な相手だった。もう1回タイトルに挑戦させてほしい』とフィジエフを称えつつ、三度目のタイトル挑戦をアピールした。
▶︎次ページは【動画】勝利したゲイジー、ケージの上から喜びのバック宙
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