【ボクシング】重岡優大がKO勝利、弟・銀次朗と共にW世界王者達成の快挙
亀田プロモーション
『3150FIGHT vol.5〜東京初進出!東京を殴りにいこうか!〜』
2023年4月16日(日)東京・国立代々木競技場 第二体育館
▼第9試合 WBC世界ミニマム級暫定王座決定戦 12回戦
〇重岡優大(ワタナベ)
KO 7R 25秒 ※左ボディ
●ウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)
※重岡が新王者に
優大はWBC世界ミニマム級タイトルマッチとして同級王者パンヤ・プラダブスリ(タイ)に挑む予定だったが、プラダブスリがインフルエンザ感染で欠場。対戦相手を変更して同級暫定王座決定戦に臨む。
先にIBF同級王座を獲得した弟・銀次朗と共に王座を獲れば、亀田兄弟、井上兄弟に続く兄弟での世界王座獲得となる。
相手のメンデスは元WBO同級王者。21年に谷口将隆に敗れ陥落したが、その後2連勝している。
サウスポー同士の両者。1R、優大は勢いよくジャブで飛び込むが、メンデスは落ち着いて、ステップしかわす。2R、優大は詰めてはボディをヒットさせる。
3R、優大が右ボディ、さらに左フックを入れると、メンデスはクリンチ。しかしメンデスも、足を止めずワンツーを入れる。4Rはメンデスが軽やかに回りながら、大振りの左右を入れる。飛び込む優大に、メンデスが闘牛士のジェスチャーで煽る。
4Rまでの採点は、1者が39-37の優大、2者が38-38のイーブン。
5R、メンデスの手数が増える。ラスト10秒、メンデスが入ってくる所に、優大が左右フックからの左!メンデスが尻餅をつき、ダウン。優大は舌を出す。メンデスが立ち上がったところでゴング。6R、優大がプレッシャーを強め、ボディを入れてゆく。
7R、開始直後、優大がステップで右ボディのフェイントから、左ボディをクリーンヒット!メンデスが崩れるようにヒザをつく。
10カウントが取られるも立ち上がれず、優大がKO勝利。兄弟での同時世界王者誕生を成し遂げた。
優大はマイクで「世界チャンピオン目指してきましたけど、ここがゴールじゃないって手に取ってみてわかる。ここからがスタートだなって思うし、もっと強くなんなきゃなってすでに思ってるんで」とまだまだ先を目指すと言う。
弟の銀次朗にもマイクが回され、銀次朗は「2人の夢は叶えたんですけど、もっともっと大きくなりたいし強くなりたい」と語る。
そして優大は「感謝を弟にだけ直接言ったことがなくて。一緒に格闘技はじめて20年くらい経つけれど、こいつが横にいなかったら俺は多分ここに立ってない。これからも2人で一緒に行ける所まで行ってやる」と今後も重岡兄弟で登り詰めると熱く語った。
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