【K-1】大久保琉唯が初黒星、’’ライバル’’齊藤龍之介が延長2-1で悲願の勝利
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2023~初代ミドル級王座決定トーナメント~』
2023年6月3日(土)神奈川・横浜武道館
▼第6試合 K-1バンタム級/3分3R・延長1R
●大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)
延長判定1-2 ※10-8、9-9×2(マスト:齊藤支持)
〇齊藤龍之介(ドージョー☆シャカリキ)
※本戦判定は30-30×2、30-29
大久保は21年のK-1甲子園-55kg王者で、22年6月に『THE MATCH 2022』のオープニングファイトで、RISEの那須川龍心に判定勝ち。続く9月に初代Krushフライ級王座を獲得。今大会からKrushフライ級王座を返上し、バンタム級への参戦を決めた。
対する齊藤は大久保と同級生で、21年のK-1甲子園では東日本予選と全日本大会-55kgの決勝で2度対戦している。どちらも大久保が勝っているが、接戦を演じており、今回でリベンジを掲げる。
1R、ロー、ミドルなどスピーディな蹴りの応酬。大久保が右ストレートをヒット。齊藤も下がらずに左右フックを回転させる。終盤には両者のパンチが近距離で交錯した。
2Rになると、齊藤が左フックをヒット、良いタイミングでハイキックを蹴る。大久保も右ストレートで応戦するが、ここでバッティングが発生してしまう。再開後、大久保は左右フックを近距離で放ち、バックスピンキック。齊藤は右ハイキックで応戦する。
3R、大久保は左ジャブから右ミドルをヒット、齊藤は左フックを見舞う。右ローを強打する齊藤はパンチからヒザ蹴り、大久保は右ストレートを返す。
近距離で白熱のパンチ打ち合い、齊藤が前に出てパンチを振るうと、大久保はカウンターフック。残り20秒、ヒザ蹴りを放つ齊藤に、大久保が右ストレートを当てた。
ジャッジ1者は大久保を支持するも、2者がドローにつけ、延長戦へ突入。
延長R、齊藤が前蹴り、ヒザ蹴りで先制。大久保は右ローを蹴り、近距離でのフックを見舞う。左ミドル、ワンツーを放つ大久保は、組み際でヒザ蹴り。齊藤は飛びヒザ蹴りの奇襲。パンチからバックブローを放つ大久保。パンチの打ち終わりに組んでしまう両者、齊藤のみに注意が与えられる。
残り1分、足を止めての打ち合いを展開する両者。齊藤がフックのカウンターを当てるが、レフェリーが齊藤が組んでいるとして、イエローカード減点1を提示。最後はパンチいの打ち合いでゴングが鳴った。
ジャッジは1者が10-8で大久保を支持も、2者が9-9のマストジャッジで齊藤を支持。齊藤に減点1があったものの、ジャッジ2者は齊藤が延長Rを取ったとしてカウント。ポイントは9-9のドローだが、K-1はマストジャッジ制のため、齊藤を2者が支持した形だ。
結果、齊藤が大接戦の末に大久保へのリベンジを果たした。
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