【K-1】壬生狼一輝、元KO王者・白幡裕星からダウン奪う完勝!
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2023~初代ミドル級王座決定トーナメント~』
2023年6月3日(土)神奈川・横浜武道館
▼第7試合 K-1バンタム級/3分3R・延長1R
〇壬生狼一輝(力道場静岡)
判定3-0 ※29-28×2、30-28
●白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)
壬生狼は第7代Krushバンタム級王者であり、ここ数年でK-1バンタム級の中心選手に成り上がった。リング内外で注目を集め、K-1 WORLD GP初代バンタム級王座決定トーナメントでは3位に入賞。現K-1王者・黒田斗真、現Krush王者・ 池田幸司には敗戦も、それ以外の選手には勝利を収めている状況だ。
対する白幡は元KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者&元MUAY-THAI OPENスーパーフライ級王者の2冠。過去にはRIZIN、KNOCKOUTなど様々なリングに参戦してきたが、今年3月よりK-1グループのリングへ。初戦はKrushで元Krush王者・吉岡 ビギンに判定勝ちした。
1R、白幡の左ローが壬生狼の下腹部に当たり、一時中断。再開後、白幡がサウスポーで左ミドルを強打。白幡の蹴り終わりに壬生狼は右ローを返す。終盤、白幡はサークリングしつつ、左ストレートを見舞う。
2R、壬生狼が右ストレート、左フック、ヒザ蹴りとアグレッシブに攻める。白幡は左ミドルを蹴りながら、ボディフックから顔面へパンチを返す。すると、壬生狼がパンチを連打して勝負に。白幡がパンチを返すが、壬生狼の猛烈連打がモロに入り、白幡がダウン。白幡は立ち上がり、ラウンド終了。
3R開始時点で、壬生狼がダウンを奪った際に倒れた相手へ攻撃したとして、壬生狼に注意が与えられる。
3R、白幡が飛びヒザ蹴りを見舞うと、壬生狼がじりじり圧をかけていく。白幡が左ミドル、左ストレートを伸ばす。最後まで壬生狼は圧をかけて、白幡の蹴りにローを返して、パンチの手数を出す。逆転を狙って前に出る白幡だが、左ストレートで巻き返しはできす。
ジャッジ3者とも壬生狼を支持。壬生狼が元他団体王者・白幡を下した。
▶次ページは【フォト&動画】壬生狼が猛烈連打でダウン奪う瞬間
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