【RIZIN】征矢貴がダウン奪うも逆転KO負け、ウズベキ強豪テミロフの強打に沈む
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.44』
2023年9月24日(日)さいたまスーパーアリーナ
▼第1試合 RIZIN MMAルール:5分3R (57.0kg)
●征矢貴 (パラエストラ松戸)
KO 1R 3分15秒 ※左フック
〇ラマザン・テミロフ(ウズベキスタン/Muradov legion team)
征矢は国指定の難病、クローン病に2017年かかってしまい、格闘技から離れるも、19年に復帰。同年6月の『RIZIN.16』で川原波輝をKOし、続く『RIZIN.18』でも村元友太郎にKO勝ちしたが、21年6月に病が再燃して入院。その後退院し、昨年4月には中務修良をKO。続く11月には中村優作にスプリット判定負け。それ以来の試合となる。
対するテミロフは空手、接近格闘術、柔術、テコンドーなど豊富なバックボーンを持つ。23年5月には浜本“キャット”雄大と対戦。1Rに左右のフックでダウンを奪い、追撃のパウンドで圧巻KO勝ちを収めている。現在は3試合連続でKO勝ちを収めている。
1R、征矢は左フックをヒット、右ストレートでダウンを奪う。打ち合いに行った征矢だが、テミロフがカウンターのフックを当ててダウンを奪い返す。テミロフは強烈なパウンドで追撃するが、征矢は耐えてスタンドへ戻す。
征矢は’’効いていない’’とアピールして、左ジャブを突く。すると、テミロフがバックスピンキック、そして強烈な右のクロスカウンターをクリーンヒット。ダウンしてしまう征矢は何とか立ち上がるも、足元がおぼつかない。
ストップでもおかしくないダメージだが、試合は続行。チャンスと見たテミロフがパンチで追い撃ち、最後は左フックで征矢を吹っ飛ばしてKO勝利。これでテミロフはMMAでは9連勝、4試合連続KO勝ちとなった。
▶次ページは【フォト】テミロフが強打で征矢を吹っ飛ばすKOの瞬間
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