【K-1】絶対女王KANA、4度目の王座防衛に失敗、ギリシャ強豪プリフティが新王者に!
K-1実行委員会
『K-1 ReBIRTH2』
2023年12月9日(土)エディオンアリーナ大阪
▼第9試合 K-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
●KANA(日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/王者)
判定0-3 ※三者ともに29-30
〇アントニア・プリフティ(ギリシャ/Fight Club Galatsi/Theofanous Elite Team/WKU -57.5kg世界王者、WKU -55kgギリシャ王者、Vendetta -57kg世界王者/挑戦者)
KANAは19年の初代女子フライ級王座決定トーナメントを制して王座を戴冠。22年6月からは4試合連続でKO勝利。今回は4度目の防衛戦となる。
【フォト】プリフティの強烈なキック!K-1ガールズと記念写真も
対するプリフティは、キックボクシングで24戦21勝の高い勝率を誇り、並行してMMAでは4戦2勝のキャリアを持つ二刀流ファイター。これまでに世界キックボクシング連合(WKU)で-57.5kgの世界王座、オーストリアの格闘技団体『Vendetta』では-57kgの世界王座を獲得している強豪だ。
1R、一回り体の大きいプリフティに対し、KANAは出入りの動きをよくして左ジャブ。だが、プリフティも右ストレートで応戦。KANAは再度左ジャブを当てるも、プリフティも左フック、右ストレート、ヒザ蹴りと襲う。KANAはサウスポーにも変わるが、オーソドックスに戻って左右フックを打ち込んで初回を終える。
2R、プリフティはジャブから入り左フック、右ハイキックと連係。KANAはジャブを当てるが、プリフティも左フックを当て返す。打ち合いでプリフティは体格差をきかせて押していく。右ストレートを受けKANAはやや後退。前に来たKANAにプリフティは左ハイキックもこれはKANAがガードする。プリフティは左右前蹴り。KANAは右フック、右ハイと攻め返す。
3R、KANAは前に出てプリフティをロープに詰めてカーフキック。だがプリフティも前に出返して右・左とフックを打ち込む。KANAはガードを固めて前に出て、ミドルとカーフでプリフティに応戦。KANAのミドルにプリフティはやや動きが鈍る。しかしプリフティの左右ストレートを受けKANAも足が止まる。両者打ち合いで終了。
判定は30-29、30-29、30-29の3-0でプリフティ。初参戦ながらKANAの王座を奪った。
新王者となったプリフティは長らくの夢であったK-1のベルトを手にした喜びを語り、チームやコーチである父親、仲間たちに感謝した。
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