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【DEEP】元王者・上迫博仁が敗れる!韓国強豪ピナクルが重い打撃で判定勝利

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2023/12/10(日)UP

ピナクル(右)が重い打撃で上迫(左)に勝利

DEEP事務局『skyticket Presents DEEP 117 IMPACT』
2023年12月10日(日)東京・ニューピアホール

▼セミファイナル(第9試合)DEEP フェザー級 5分3R
●上迫博仁(NICE BAD GYM)
判定0-3 ※29-28×3
〇ピナクル(Pinnacle MMA)

ピナクルが重いローを入れる

 上迫は元DEEPフェザー級王者。昨年7月に北岡悟に判定勝利、12月に石塚雄馬をKOして2連勝を挙げ、今年5月に大原樹理の持つライト級王座へ挑むも判定3-2で惜しくも敗れた。

 対するピナクルはTFC、Double Gで戦い、今年4月のAFCとHEATとの対抗戦でも勝利するなど20年から4勝1分の戦績を残している。

上迫も遠距離から打撃を当てていったが…

 1R、上迫は右回りにサークリングしカーフ、フェイントをかけてはジャブ、左ボディを入れては距離を取る。
 ピナクルは真ん中を取り、近づいては重いフックを繰り出す。ラストはピナクルがパンチを振っては一気にケージへ押し込む。

 2Rも上迫はステップでサークリングも、ピナクルは接近したタイミングで左フックを当てると、上迫がグラつく。そのままピナクルがテイクダウンしバックに。上迫は立ち上がる。

ピナクルが上迫のテイクダウン狙いに蹴りを合わせる

 後半は上迫が長いリーチを生かし、ボディ、顔面と打ち分ける。左三日月蹴りも。ピナクルは重いローで応戦も、徹底して距離を取る上迫に手数が減り気味だ。

 3R、上迫が組み付いてはテイクダウンしパウンド、ピナクルは立ち上がっては足をかけテイクダウンし返す。

 スタンドに戻り、上迫がパンチから再びダブルレッグでテイクダウン。立ちながら互いに激しい殴り合い。ラストもケージ際でパンチを交錯しあい、ゴングとなった。

 判定は3者共にピナクル。上迫は悔しい2連敗となった。

※全試合結果はこちら

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