中谷潤人が豪快6R KOでV2!77戦ノーダウンのペッチがヒザから崩れる、次戦は「チャンピオンなら誰でも」=試合結果・速報
10月14日(月・祝)に行われた『Prime Video Boxing 10』(東京・有明アリーナ)の[WBA世界バンタム級タイトルマッチ]では、同級王者・中谷潤人(MT)が同級1位のペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)をj強烈な左で、6R 2分59秒KO勝利。
中谷は次戦について”チャンピオンなら誰でも来い”と、観客席のWBO王者・武居由樹、IBF王者・西田凌佑らを前にメッセージした。
中谷はボクシング戦績28戦28勝(21KO)無敗。今年2月にKO勝利で王座を獲得。見事に3階級制覇を成し遂げた。
続く7月にはWBC同級1位ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)を1R KO勝利で初防衛に成功。今回は2度目の防衛戦に挑む。
一方のペッチはプロ戦績76勝(53KO)1敗と経験豊富。唯一の敗戦は2018年12月にWBC世界同級暫定王座戦で現WBA世界バンタム級王者の井上拓真との戦いで、拓真にロープを背負わせる場面を何度か作ったが3−0の判定負けを喫した。
試合は両者ともにサウスポー、1Rはジャブの差し合いも、踏み込んだペッチに中谷の素早いワンツー、ペッチは一瞬ガクリとヒザを落とす。
2R、ペッチは飛び込んでワンツーも、中谷は闘牛士のように再度にかわしては、長い左で迎え撃つ。次第に中谷の手数が増え、右フック。4Rに中谷は、左アッパーも返してゆく。
4Rまでの判定は39-37、40-36×2で3者中谷。
5Rには接近戦が増え、中谷の右アッパー3連打、しかしペッチもショートの右、ボディを返す。接近戦では相打ちも出て、中谷はニヤリと笑う。
6R、ペッチの右が入る。中谷の左の手数が極端に減り、解説も”左を痛めている可能性がある”とコメントする。しかしその時、強烈な左が入り、ペッチの動きが止まる。そこへ中谷が連打をまとめペッチがダウン!ペッチはキャリア初のダウンだ。
立ち上がったペッチは、接近戦を挑み上下に打ち分ける。しかし中谷のワンツーがドンピシャで入り、ペッチがゆっくり前のめりにヒザを突く。レフリーが10カウントを待たずにストップした。
中谷はマイクで試合展開について「来ることは想定していたので、最初はテクニシブルに戦った。チームから距離を取って戦っていいと言われたので、しっかり見ることが出来た。それが勝負のポイントだった」と振り返る。
ペッチは初のKO負けだが「そういう選手にもこれまでKOしてきたので、気負わずKO出来てよかった」とサラリ。
この先については、少し間を置き笑いながら「チャンピオンなら誰でも。Who’s next?って感じです」と誰でも来いと言う。最後に「目標としてPFP1位を目指しているので。これからも今日みたいなKOをお見せしていく」と意気込んだ。
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