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【KNOCK OUT】元Krush王者・大沢文也、何とヒジ打ち＆パウンド連打！因縁バズーカを返り討ち

2024/12/30（月）UP

元Krush王者・大沢文也がUNLIMITEDルールに挑戦！ヒジ、パウンドで勝利

株式会社 Def Fellow
MAROOMS presents 『K.O CLIMAX 2024』
2024年12月30日（月）神奈川・横浜武道館
▼第9試合　KNOCK OUT-UNLIMITED -63.0kg契約/3分3R・延長1R
●バズーカ巧樹（菅原道場）
判定0-3 ※28-29×2、29-30
〇大沢文也（ザウルスプロモーション）

　バズーカは、初代KNOCK OUT-REDスーパーライト級王者、初代KNOCK OUT-BLACKライト級王者の2階級制覇王者。直近は24年6月、中島玲にKO負けしており、今回が再起戦となる。

　対する大沢は、第7代Krushライト級王者。23年6月に里見柚己に判定負けし、王座陥落したが、その後は東本央貴、ペットサムイ・シムラらに勝利を収めている。

　両者は18年5月のKrushで対戦し、大沢が判定勝ち。そんな中、会見ではバズーカは「逃げないでもらえたら」といい、大沢は「お前、負けてるだろ。バーカ、負けた相手に逃げるとか言うな」と舌戦していた。グラウンドでのパウンド攻撃が認められた、UNLIMITEDルール（OFGマッチ）での戦いだ。

　開始前、バズーカは中指を立てて挑発、大沢は目を合わせずも、揉み合いになるシーンも。1R、前後にステップを踏む大沢、バズーカは右ローを蹴る。蹴りからバランスを崩して倒れたバズーカに大沢は踏みつけ、サッカーボールキック。スタンドへ戻ると、大沢は右ストレートを打つ。

　2R、バズーカが右ロー、ハイで先制、大沢は左ジャブでけん制。バズーカがローを蹴れば、大沢は蹴ってこいとアピール。大沢がワンツーで飛び込み、組むがブレイクに。右フックで飛び込んだ大沢だが、バズーカが押し倒して上になる場面も。

　3R、バズーカがジャブからロー、前蹴り。近距離で組んだ両者だが、その後の展開は作れずブレイクに。お互いのフック、ストレートが交錯する。大沢は左ジャブ、パンチが交錯した後、コーナー際で大沢が上を取り、強烈な右パウンドを見舞う。蹴り上げから立ち上がったバズーカだが、大沢が組み合った状態からテイクダウンに成功。強烈な右ヒジ打ち、パウンド連打を見せて、観客を沸かせた。

　ジャッジは3者とも大沢を支持、大沢が喧嘩強さを見せて勝利した。

　大沢はマイクを持つと「K-1から来てるんですけど、KNOCK OUTのスタッフ優しすぎて、最高です」と感謝を述べ、「大谷（翔司）選手いる？KNOCK OUT継続で試合したいので、大谷選手試合しましょう。KNOCK OUTファンの皆さん、見たいよね？ベルトとかいらないので、来年どうですか」とアピール。

　大谷はリングに上がると、「僕2月試合決まっていて、そこに向けて全力で頑張っていて、2月Krushトーナメントがあるので、（大沢は）それに出場して優勝して、KNOCKOUT代々木でやりましょう」と返答。大沢は、現時点ではKrushライト級GPトーナメント出場決定していないが、今後の動向が気になるところだ。

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