【UFC】ペレイラ、“カウンター不発”でまさかの王座陥落!アンカラエフがライトヘビー級新王者に
『UFC 313』
2025年3月9日(日本時間)米国・ラスベガス T-Mobileアリーナ
▼ライトヘビー級タイトルマッチ
●アレックス・ ペレイラ(ブラジル/王者)
判定0-3 ※46-49、47-48×2
○マゴメド・ アンカラエフ(ロシア/挑戦者)
※アンカラエフが新王者に
ペレイラは元GLORY王者の肩書を持つUFCミドル級・ライトヘビー級の2階級制覇王者。直近の4試合では、ジャマール・ヒル、イリー・プロハースカ、カリル・ ラウントリーらに連続KO勝利。3度の王座防衛に成功している。
対するアンカラエフはライトヘビー級1位の実力者。レスリングとサンボをベースとし、相手を失神させるほどの剛腕パウンドを得意とする。戦績は20勝(11KO)1敗1分でUFCでは一つのドローと一つのノーコンテストを挟んでいるが11連勝中だ。
1R、中央を取るペレイラ、コツコツとカーフを当てながら自分の距離を作る。ハイキック、バックスピンキックを放つペレイラだが、アンカラエフは冷静に対処。残り30秒、アンカラエフが飛び込んでペレイラに組みつくもテイクダウンならず。
2R、少し距離が縮まった両者。ペレイラはカーフ、ハイキックと攻撃を上下に散らし、アンカラエフは左ミドル、三日月蹴り、左ストレートとペレイラの圧を押し返す。後半、アンカラエフが前に出て左ストレート、パンチを連打するが、ペレイラは冷静に対処。残り5秒、アンカラエフの左フック!ペレイラが大きくバランスを崩す場面が。
3R、互いに一発を警戒しながら緊張感あるスタンド攻防を見せる両者。残り1分、アンカラエフが圧を強め、右フックをヒット、しかしペレイラのカウンターを警戒してか、追撃できない。
4R、開始すぐアンカラエフが組みつき、ペレイラをケージに押し込む。ケージレスリングの展開、アンカラエフが押し込みながらコツコツと殴るが、レフェリーが膠着と判断しストップ、中央で再開も、再びアンカラエフがペレイラをケージに押し込む。ペレイラのスタミナが削られる印象。
5R、中盤過ぎ、カーフからハイキックのペレイラ、前に出たが追撃できず。アンカラエフの前進にペレイラが強いジャブ。被弾したアンカラエフが脇をさして倒そうとするも、ペレイラはテイクダウンを許さず。アンカラエフがペレイラをケージに押し込んだ状態でタイムアップ。
判定3-0でアンカラエフに軍配。ペレイラが4度目の防衛に失敗、アンカラエフが新王者となった。
▶︎次ページは【フォト&動画】アンカラエフの強打でペレイラがグラつく瞬間!
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