京口紘人、戴冠ならず!健闘も痛恨のダウン奪われる、”変幻自在”オラスクアガがV2成功
3月13日(木)東京・両国国技館で行われた『U-NEXT BOXING2』の[WBO世界フライ級タイトルマッチ]では、挑戦者・京口紘人(ワタナベ)が10Rにダウンも奪われ、判定0-3(113-114,110-117,109-118)で、同級王者のアンソニー・オラスクアガ(米国/帝拳)に敗北した。
王者のオラスクアガは中谷潤人の親友として知られ、昨年7月、加納陸との王座決定戦に3R、KO勝ちを収め王者に。10月にはジョナサン・ゴンザレスを1R、TKOで初防衛に成功している。現在3連続KO中で勢いに乗る。
挑戦者の京口はIBFミニフライ級とWBAライトフライ級の2階級制覇。前戦は昨年10月に疑惑の判定で敗れたビンス・パラスとのダイレクトリマッチに判定で勝利を収めている。現在WBOフライ級14位につけ、今回3階級制覇を狙う。
試合は2Rから、オラスクアガが下がり、待ち体勢。京口は用心深く前に出て、接近で左ボディ、打ち終わりに右フックと当ててゆく。
オラスクアガは強打も、単発空振りが目立ち、持て余し気味か。
するとオラスクアガは5RにはL字からのジャブ、6Rには強引に接近戦と攻め手を変える。京口は集中力高く体を振り、クリーンヒットを当てさせず、ボディ。
しかし8Rにはオラスクアガはノーガード気味に力を抜き、トリッキーな体勢からのアウトボクシング。硬さが抜けてきたか。京口が入れなくなる。
その後、オラスクアガはジャブ主体の距離を作るスタイルに。京口も入り右も、オラスクアガも即座に返す拮抗に。
そして10R、オラスクアガのかするような左アッパーがヒット!京口が一瞬ヒザをつき、痛恨のダウンだ。
ラスト12Rにはオラスクアガが攻勢、右がヒットし、京口がグラつく。オラスクアガはボディも連打し、優勢な印象で締めた。
判定は一人が京口113-114の僅差につけるも、ダウンも奪ったオラスクアガの判定勝利。京口は3階級制覇ならなかった。
▶次ページは【フォト】これはダウン!?京口がダウンを喫する瞬間
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【結果 速報】3.13 寺地拳四朗vsユーリ阿久井政悟、京口紘人vsオラスクアガ ほか ボクシング 全試合
・【テレビ・配信】寺地拳四朗vsユーリ阿久井政悟、京口vaオラスクアガほか、3.13放送予定は何時から?ボクシングトリプル世界戦
・寺地拳四朗が計量パス!勝負メシの「1万5千円の抹茶タルト」とは!対するユーリ阿久井は「中華粥」で=世界フライ級統一戦
・小顔ショート・あらた唯、「冬に太った」身体づくり目標へ!「少しぽっちゃり?」グラビア登場
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!