【RIZIN】“大ベテラン”前田吉朗が貫録の一本勝ち、18歳の甲子園優勝・横内三旺にバックチョーク!
『RIZIN.50』
2025年3月30日(日)あなぶきアリーナ香川
▼第5試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(59.0kg)
〇前田吉朗(パンクラス大阪稲垣組/ENCOUNTER)
一本 3R ※バックチョーク
●横内三旺(Four Rhombus)
前田は元PANCRASE&DEEP二冠王者の大ベテランで、現在43歳。03年にプロデビュー後、破竹の12連勝で頭角を表す。PANCRASE初代フェザー級王座、DEEPバンタム級王座を獲得し、WECではミゲール・トーレスと名勝負を展開するなど活躍した。22年にMMAを引退するも、23年からグラップリングで再始動し、今回が待望のMMA復帰戦となる。
対する横内は、18歳で柔道ベースの「おにぎり君」の愛称を持つ。練習前におにぎりを食べることから、その異名が付けられた。9歳から16歳まで柔道を経験。関東から全国まで多数の大会に出場してきた。昨年末のRIZIN甲子園決勝では、斉藤健心にバックチョークで一本勝ち。RIZINとのマネジメント契約を勝ち取った。
1R、スタンドの展開から前田が左ストレート、フックを放ち、早速組み付く。横内が1度上を取るが、前田が今度は倒してテイクダウン。横内は返し、スタンドの展開へ。ガードを下げる前田に対し、横内が飛びヒザ蹴り、前田も同様の技を返す。横内が組み付き、前田を持ち上げて落とすが、前田はコーナーへ向かい、追撃させない。
2R、前田が左ストレートで先制、ガードを下げて距離を測る。横内は左右連打、お互いのパンチが交錯する中、横内は近距離で左ストレート、横内がコーナー際で前田に組み付き、テイクダウン狙い、ヒザ蹴りを打つ。距離が離れれば、横内がバックブロー、カウンターフック。今度は前田が組み付き、コーナー際からパンチやヒザ蹴りの奇襲、バックへ着きながら、横内を削っていく。
3R、お互いジャブの差し合い。横内は左飛びヒザ蹴り、フックを打ち、タックルを仕掛ける。コーナー際から足をかけて、テイクダウン狙いの横内だが、ブレイクに。横内が左ハイを蹴り、バランスを崩したところで、前田がチャンスと見て寝技に持ち込むが、横内は足関節狙い。それを外した前田がバックチョークへ、横内は数回回転して外そうするとが、これががっちりと極まり、横内がタップした。
大ベテランvs.超新星は前田に軍配が上がった。横内も戦績で上回る相手に、高いポテンシャルを見せた。
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