【RIZIN】地元四国の泉武志、“2kg計量オーバー”のカーライルに勝利
『RIZIN.50』
2025年3月30日(日)あなぶきアリーナ香川
▼第4試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(71.0kg)
●スパイク・カーライル(アメリカ/Kings MMA Anaheim/Treigning Lab)
判定3-0
〇泉武志(FIGHTER’S FLOW)
カーライルは空手、レスリング、ブラジリアン柔術のバッグボーンを持ち、AJ・マッキー(22年10月)、ホベルト・サトシ・ソウザ(昨年5月)といずれも判定で敗れるも、トップファイターを相手にタフなファイトを見せてきた。前戦ではキム・ギョンピョにチョークで一本勝利している。
対する泉は地元である四国の愛媛県出身。レスリングでは全日本選手権3連覇。世界選手権にも出場した経験も持ち、2020年にMMA転向。プロデビュー戦となった2022年のRIZINではグランド・ボグダノフに一本負けも、以降はDEEPで経験を積み、一時は5連勝。今回約3年ぶりにRIZINのリングに還ってきた。
前日の計量ではカーライルが2kgオーバー。試合はカーライルにレッドカード1枚が与えられた状態でスタート。泉が勝利した場合のみ公式結果となり、カーライル勝利の場合はノーコンテストとなる。
1R、四つに組んだ状態からボディへパンチを当てていくカーライル。ヒザも見せると離れた瞬間に左フック。これで泉は尻もちを着くようにダウンするがすぐ立つ。さらにカーライルが左フックを当てるが泉も右フックを当て返すと、四つからテイクダウン。立とうとするカーライルをがぶってアナコンダチョークを狙う。
2R、押し込んでテイクダウン狙いの泉だがカーライルは顔を引きはがすようにして離れる。あまり手数が出ないカーライル。そこへ泉はしつこく組み付いていく。テイクダウンは取らせないカーライルは組むとボディへ重いヒザを飛ばしていく。
3R、組みからバックを狙う泉だが、カーライルは上手く向き直ると逆にバックを奪う。反転して脱出した泉だがカーライルはトップを譲らず再びバックを取る。それでも何とか向き直り立つ泉。そこへカーライルはヒジを振る。終盤はスタンドとなりカーライルがハイキックを放ったところで試合終了となった。
判定は3-0で泉。計量オーバーのカーライルを相手に退かず、地元四国で勝利を手にした。
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