【K-1】オウヤン・フェンが大激戦を制し初V、タフなフェルドンクとのダウン応酬に競り勝つ
K-1実行委員会
『K-1 BEYOND』
2025年5月31日(土)神奈川・横浜BUNTAI
▼第15試合 K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
○オウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)
判定3-0 ※28-27×3
●ダリル・フェルドンク(オランダ/Fight Team Ringer)
※オウヤンが初防衛
オウヤンは武林風-70kg級世界王者の肩書きを持ち、鳴り物入りでK-1 GROUPへ参戦。23年12月に和島大海をKOで下し第5代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者となった。昨年3月のK-1 WORLD MAX最強決定トーナメント開幕戦でパスカル・シュロスを下すも、決勝ラウンドは負傷のため欠場。約1年振りのK-1のリングで初防衛戦に挑む。
対するフェルドンクはEnfusion(エンフュージョン)の元ライト級王者。24年3月のK-1 WORLD MAX最強決定トーナメント開幕戦では和島大海をKOで下す金星を上げた。今年2月にはジョムトーン・ストライカージムをKOし、K-1 GROUP戦績は3勝2KO1敗。満を持してオウヤンの持つK-1王座に王手をかける。
1R、開始早々、フェルドンクの右バックハンドブローをかわしたオウヤンが右ショートフックでダウンを奪取。立ち上がったフェルドンクは右ハイ、ジャブから大きな右フックでプレッシャーを与える。至近距離でパンチを見舞うフェルドンクへオウヤンも右ショートフックで応戦。さらに右フックを3度叩きつけ、2度目のダウンを奪う。
立ち上がったフェルドンクへパンチで襲いかかるオウヤンへフェルドンクは右ハイで応戦。コーナーを背負い左フックを放つオウヤンへフェルドンクの右ロングフックが直撃し、オウヤンがダウンを喫する。立ち上がったフェンがパンチで攻めると、フェルドンクも応戦。オウヤンがガードの上から左右フックを叩きつけるが、ゴングまで耐えたフェルドンクがニヤリと笑顔を見せる。
2R、フェルドンクの左ローにオウヤンがフックを合わせると、フェルドンクの体が左右に弾かれる。打ち合いでカウンターになったフェルドンクの左フックでオウヤンが動きを止める。近距離でフェルドンクが左インローを当てると、やや足が効いたかオウヤンの前進が鈍る。頭が着く距離では両者右アッパー、左ボディを交換。オウヤンの強打でフェルドンクが体ごと押されるも、フェルドンクは右フックを返しオウヤンに追撃を許さない。
3R、フェルドンクの右フックをかわしボディへ右ミドルを突き刺すオウヤン。至近距離では両者フックをクリーンヒットさせ、打ち終わりにフックを叩きつけあう。オウヤンが右フックを叩きつければ、フェルドンクも右フックを顔面にクリーンヒット。フェルドンクがパンチでぐらつくシーンが目立つが、オウヤンも口を開け肩で呼吸する。ゴングまで強打を交換しながら試合終了のゴング。
判定はダウン数がひとつ勝るオウヤンが3者の支持を集め判定勝利。初防衛を果たしたオウヤンは「パフォーマンスがよくなかったかもしれないが、ベストな状態で戦えた。またK-1のリングで戦う姿をお見せしたい」とコメントした。
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