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寺地拳四朗、王座陥落!ダウン奪取も、粘り強い挑戦者サンドバルに敗れる

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2025/07/30(水)UP

寺地(左)が王座から陥落、新王者サンドバル(右)は歓喜

 7月30日、神奈川・横浜BUNTAIで開催された『U-NEXT BOXING.3』の[WBC・WBA世界フライ級タイトルマッチ]では、王者・寺地拳四朗(33=B.M.B)が挑戦者リカルド・サンドバル(26=米国)に判定1-2(112-115, 114-113, 110-117)で敗れ、王座から陥落した。寺地は5Rに右ストレートでダウンを奪ったものの、後半は挑戦者が盛り返した。

【フォト&動画】寺地がダウン奪取!相手はコーナーに吹っ飛ぶ

 寺地は今回、WBC王座の2度目、WBA王座としては初の防衛戦。
 一方、サンドバルは今回が世界初挑戦。WBC2位、WBA3位にランクされる若き実力者だ。

右のパンチを放つサンドバル

 試合は、寺地が徐々に前に出てワンツーを繰り出す中、その打ち終わりにサンドバルがノーモーションの右を合わせていく。さらに、素早い左アッパーもヒットさせた。

 しかし5R中盤、寺地が右ボディを決めると、後半にはワンツーがクリーンヒット。サンドバルがコーナーに吹っ飛ばされ、ダウンを喫した。
 立ち上がったサンドバルに対し、寺地は深追いはせず慎重に構えた。

ダウンを喫したサンドバル

 以降は寺地のワンツーがヒットする場面も見られたが、サンドバルが反撃。右クロスを軸に、左フックも織り交ぜて前進し、互いに一進一退だ。寺地の左目周辺は次第に腫れ始めた。

 最終12Rも近距離での打ち合いとなり、サンドバルの細かいパンチが次々に入る。だが、ラスト1分には寺地の右ストレートが炸裂した。

サンドバルが反撃

 判定はスプリットの1-2で、寺地は敗北。WBCとWBA、2つの世界王座を明け渡した。敗北は、2021年の矢吹正道戦以来、キャリア2度目となる。

 新王者となったサンドバルは、「非常にうれしい」と潤んだ目でコメント。5Rにダウンを奪われた際も「セコンドからも“このまま負けずに行こう”と押していった」と、気持ちで打ち返し続けたと語った。

※全試合結果はこちら

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