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【DEEP JEWELS】元王者パク・シウ、母の死を乗り越えTKOで復活！彩綺に鉄槌の雨を降らせて圧勝

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2025/11/23（日）UP

パク・シウが母の死を乗り越えて勝利

『DEEP JEWELS 51』
2025年11月23日（日）東京・ニューピアホール

▼セミファイナル（第9試合）　DEEP JEWELS 49kg以下 5分3R
〇パク・シウ（韓国/HAVAS）
TKO　2R3分22秒　※パウンド連打
●彩綺（和術慧舟會HEARTS）

【フォト】パクが鉄槌の雨！相手は動けずTKOの瞬間

キックを放つパク

　パクは元DEEP JEWELS ストロー級王者。昨年5月のJEWELSにてストロー級暫定王座決定戦として万智と対戦。判定勝利を収めベルトを獲得したが、今年9月、万智と1年ぶりの再戦で敗れ王座陥落して以来の試合となる。

　対する彩綺は22年11月『BreakingDown6』に北村彩綺の名で出場し、“土木ネキ”こと坂本瑠華に判定勝利。打撃で攻めまくるアグレッシブなファイトスタイルが特徴。

　1R、詰めてパンチに行く彩綺に組み付くパク。崩してバックを取るパクに、彩綺はエスケープを狙うが、パクはしつこくスタンドバックで組み続け顔面へヒザも飛ばす。

パクの強烈なパウンド

　2R、パクは1Rと同じく組みからバックに回ると、亀の状態の彩綺の右腕を両脚で挟みつつ顔面へ鉄槌を連打。一度は抜け出した彩綺だが、パクは再び彩綺の腕を挟むとさらに鉄槌。何十発も鉄槌の雨を降らせ続けると、動けない彩綺を見てレフェリーがストップ。パクが圧倒的な総合力を見せて王座陥落以来の再起戦で白星を挙げた。　

　試合後マイクを持ったパクは「前回はチャンピオンで一回も防衛ができずに負けてしまって、すぐ試合がしたかったので佐伯（繁・代表）さん、輝美さんにお願いしました」と語ると、「9月の試合が終わって韓国に帰って、お母さんがいきなり死んじゃって。心がめちゃくちゃ弱くなったんですけど、応援してくれる人と家族がいるから気持ちで頑張りました」と母の死を乗り越えての勝利だったことを明かした。