【ボクシング】アマ世界王者・坪井智也、世界1位を滅多打ちKO!“速射砲”で圧勝「来年は全ベルト獲る」
11月24日に開催されたプロボクシング[スーパーフライ級10回戦](トヨタアリーナ東京)では、WBO世界バンタム級14位・坪井智也(29=帝拳)が、8R2分59秒、速射砲のような連打でレフェリーストップを呼び込んだ。プロ転向わずか3戦目で、WBC世界同級1位カルロス・クアドラス(37=メキシコ)を一方的に下す圧勝だった。
坪井は、日本史上初の世界選手権金メダリスト(21年/バンタム級)。今年3月に8回戦デビューでKO勝利すると、6月のプロ2戦目で地域タイトル(WBOアジアパシフィック・バンタム級王座)を獲得。今回は自身最軽量のスーパーフライ級で臨み、世界王座はスーパーフライ級で獲得すると宣言している。
対するクアドラスは、14年にWBC世界スーパーフライ級王座を獲得し6度防衛。23年には同級暫定王座も獲得した、50戦44勝(28KO)5敗1分の大ベテランだ。
試合は、坪井が軽快なステップでクアドラスのパンチを外しながら、次々とジャブをヒット。
2Rには早くもクアドラスの顔面が赤く染まり、坪井は右ストレートや左右ボディも織り交ぜていく。
3Rに入ると坪井はギアを上げ、インファイトで上下に速射砲のような連打。以降も相手の打ち終わりへカウンターを的確に差し込み、被弾は最小限という“精密機械ぶり”。各ラウンド終盤にはフックのスピードラッシュで畳みかけた。
それでも7Rは、クアドラスのタフネスが光り、坪井のラッシュを受けても前進を止めない。
迎えた8R、坪井が再び速射砲ラッシュを敢行。クアドラスは効き始めてクリンチを繰り返し、左からの右で大きくグラつくと、目の焦点がうつろに。残り1秒というところで、レフェリーが即座に試合を止めた。
解説の村田諒太は「止めて当然。いいタイミングだったと思う。完璧な勝利で、何もさせなかった」と完勝を称賛。
坪井はマイクで、ストップについて「連打が速すぎて相手が嫌がっている印象が出にくいと思ったので、途中から“ためて”打つように切り替えたら、ああいう形で終わった」と、あえてハンドスピードを落としたと言う。
今後については「世界ランク一桁に入ると思うので、来年中に世界戦をやりたい。来年中に残りのベルトも全部取りたい」と力強く語った。
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